水戸芸術館で開催中の個展で話題の写真家の石川直樹さんが、今秋に開催予定の「誉のくまもと」展(仮)への参加に向けて、新作制作のために熊本に取材に来てくださいました。



今回取材を行い、展覧会で初公開する作品の主題は熊本城ですが、熊本城といえば、石垣。同時的に石川さんが興味を持ったのは、熊本の石の文化です。古墳時代の石棺(塚原古墳郡)から、細川家墓所(妙解寺跡、泰勝寺跡)などを取材しました。



文化振興課によるアテンドのもと、詳しい説明を受けつつ、質問を重ねながら、震災後のいまの姿を精力的に真摯に取材されていました。世界中の多様な文化を見つめ続けてきた石川さんが、熊本の石の文化に見出す魅力とは? 新作発表が今から楽しみです。

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熊本在住の現代美術家今田淳子さんによる肥後六花プロジェクト「HIGO-ROCK! HIGO-ROCCA!」の第4弾、肥後山茶花の公開を開始いたします。

この作品には、今春に一般公募して市民の皆様にご寄贈いただきました古着物が素材の一部として使用されております。(現在は募集は終了しています)


 肥後山茶花より「大錦」をテーマに花を制作。
 ふんわりと満開に咲き誇る花の中から、かわいい女の子が
 ぴょんと元気に飛び出てきたかのような躍動感ある
 作品です。

 作品に隠れたキリンのモチーフは、
 熊本動植物園のマサイキリン「ラン」への追悼の
 想いも込められているとのことです。
 長生きして4頭の子供を産んだ「ラン」の、
 女性ならではのたくましさと、母性愛も重なってきます。

 本作には、作家よりドラマチックな詩が寄せられました
 (会期中無料配布)、作品を見ながらご一読いただけますと幸いです。

展示期間:2016年12月21日(水)〜2017年1月16日(月)
展示場所:当館フリースペース内、アートスカイギャラリー手前

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熊本大学教育学部付属特別支援学校の中学部のみなさんの作品展が階段ギャラリーにて行われました。

階段横には、どんぐり・木の葉・ススキなどを組み合わせた作品や、コースターサイズの砂絵、カラフルな色セロファンによるステンドグラス作品などが展示され、4階廊下には、ジブリのキャラクターを元気に描いた絵や、紙粘土で作ったジブリのキャラクターを箱庭風にあしらった作品、小枝や椿の実を封じ込めたスノードームなどが展示されました。
冬の自然を感じさせてくれる楽しい展示となっています。



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熊本市立山本小学校の1–2年生の皆さんが、アートバスを利用して美術館に来てくれました。午前中は美術館内の探検ツアーののち、「ジブリの立体建造物展」を鑑賞。午後からは、ワークショップ「光るまちをえがこう」として、自分が住みたい家や街などを描きました。
秘密基地やお城、展覧会でみた建造物など、次々とイメージが広がりました。中盤からは混色に夢中。用意されていた赤、青、黄、緑の限られた蛍光色から、オレンジ、紫、さらには茶色まで作りだしました。完成した絵を暗い部屋に並べ、ブラックライトを点灯。すると、まるでイルミネーションをつけたかのように描かれた建物たちが光り、「きれい!」と歓声があがりました。





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10月12日は当館の開館記念日となります。CAMKは今年で14歳になりました

開館記念日に合わせ、ただいま開催中の「ジブリの立体建造物展」を本日に限り無料開放いたしました。
平日にもかかわらず1000人を超えるご来場者に会場内は大変賑わいました


これからも熊本市現代美術館をよろしくお願いいたします!

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