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特撮博物館展・第二回プレミアムナイトツアーを開催しました。今回は副担当学芸員の佐々木が案内人を務めさせていただきました。
前半の事前レクチャーは「特撮―世界制作の方法」と題して、特撮映像が完成するまでの制作過程と、そこに関わる様々な職人たちの技をご紹介しました。後半は会場を参加者のみの貸切状態にしてのギャラリーツアー。展示品に見られる職人の仕事へのこだわりや、それが撮影にどのように用いられたのかなど、鑑賞のポイントを解説させていただきました。また、特典として非売品の展覧会ポスターをおみやげにご用意しましたが、こちらも皆さん喜んでいただけたようです。



| 特撮博物館展 | 01:56 PM | comments (x) | trackback (x) |

特撮博物館関連イベントとして、特撮監督の尾上克郎さんを講師にお招きし、講演会「尾上さんと新しい特撮を発見しよう!」を開催しました。



講演は「特撮とは?」を紐解くところから始まりました。ジョージ・イーストマンによるフィルムの発明から、映画の草創期の歴史として、エジソンやリュミエール兄弟、ジョルジュ・メリエスの名前を挙げつつ、「映画の歴史は特撮の歴史です」との導入から始まりました。


日本映画における特撮の歴史をたどるシーンでは、円谷英二監督の成し遂げた様々な発明や研究を紹介しつつ、「ゴジラ」を起爆剤に、怪獣ブームが到来し、一般普及が進んだテレビではウルトラマンが大ヒットという歴史の流れを紹介。
その後、映画「スターウォーズ」(1977)そして、1979年を境にアメリカ特撮映画が大量に輸入される時代が到来、CGの発展の時代がやってきたという、日本の特撮の歴史と取り巻く環境について詳しくご説明いただきました。



続いて、特撮展会場で上映されている「巨神兵東京に現わる」の出来上がるまでのドキュメントをご紹介いただきました。監督補という中枢のお立場の体験を、ユーモアたっぷりのコメントを交えつつお話くださいました。

撮影方法についても少しお話いただき、「模型にピントが全部合うと本物に見えます。露出の時間を長くする必要がある場合があるのですが、これをカメラを動かしながら撮影するときにモーション・コントロールを使います」などと、技術的な話をまじえながら、映画制作に関わったたくさんのプロたちの人間的魅力も丁寧にご紹介されながらお話を進められました。

今回の講演会、事前予約された方には、質問票をお配りしましたが、30名ほどの方が提出、なんとすべてに尾上さんはお答えくださいました。
若い世代からの「どうしたら仕事につけますか?」という質問には、励ましとともに具体的な行動が大事ですというお言葉もありました。質問には新作ゴジラへの期待の声も多くみられました。



「進撃の巨人」公開を控えた超多忙のところ、入念に準備された充実のご講演をいただきました。アンケートにも大満足のお声が多く記載されていました。会場は約80名(予約者と当日立ち見)の方でにぎわいました。

| 特撮博物館展 | 03:42 PM | comments (x) | trackback (x) |

本日、「館長 庵野秀明 特撮博物館」展の入場者数が4万人を突破しました。
記念すべき4万人目のお客様は、ウルトラマン好きの男性3人組でした。他県からお越しの方もおられ、お仕事休みに足をお運びくださいました。
展覧会は、実際使われていたミニチュアが観れることと、セットとの撮影を楽しみに来館されたとのこと。皆さんウルトラマンがお好きで、テレビでは「ウルトラマンティガ」をリアルタイムで観ていたそうです。

記念品として、展覧会カタログとポスター、音声ガイドのチケットをお贈りしました。
ウルトラマンのポーズがとてもお似合いです


| 特撮博物館展 | 03:33 PM | comments (x) | trackback (x) |

特撮展関連イベントとして、プレミアムナイトツアー � 崙短�に出会ってしまった!」を開催しました。

このイベントは、担当学芸員による展覧会解説付きのナイトツアーで、プレミアムな部分としては、展覧会を鑑賞する前に、30分間、展覧会を深く知るための事前レクチャーを行いました。
当館は通常20時まで開館しているところを、ナイトツアーでは21時まで開館。
土日は時間を取れない…、平日夜なら来れるんだけど…、という方に向けた、当館としてもひさしぶりの平日夜のナイトツアーとして開催しました。

今回は、「特撮に出会ってしまった!」をレクチャータイトルとして担当学芸員の冨澤がお話しました。
特撮展に出会ってから開催までの経緯、展覧会が出来上がるまでの写真のスライドショー、三池敏夫さんのワークショップ「三池さんと特撮雲をつくってみよう!」のイベント風景の紹介、庵野監督・樋口監督の開会式でのごあいさつを紹介しながら、担当者が見聞きした特撮および特撮展についてお話しました。

会場内ギャラリーツアーは、作品展示時のエピソードなど様々な小話を紹介しながら、参加者だけの少人数でゆっくりと鑑賞。
参加者24名の大人向けツアーとして、さわやかな5月の夜の時間を楽しくお過ごしいただけたようでした。

アンケートにも、鑑賞の満足度が上がったとのお声とともに、このような平日のナイトツアーの継続を希望される声が多々みえました。今後の企画の参考にさせていただきたいと思います。

| 特撮博物館展 | 07:30 PM | comments (x) | trackback (x) |

特撮研究所の三池敏夫さん(熊本出身)を講師に、「三池さんと特撮雲をつくってみよう!」を開催しました。参加者は中学生から70代までの幅広い世代の17名。
朝10時からのワークショップに、みなさんやる気満々で集われました。

最初に、特撮雲のひとつ、水槽雲のデモンストレーションを体験。
背景写真は天地逆さに水槽の外側にセット、水をいれた水槽に、2種の灰色の絵具を流し込むと、なんと噴煙が立つ様子が表現されました!ほんの一瞬でしたが、驚きと感動の声があがりました。




ワークショップでは、3グループに分かれて、雲海(2セット)とキノコ雲を作成。



キノコ雲は、塩ビの半球にLED電球を仕込んで、熱がこもらないように工夫。
両面テープを外側にまんべんなくはりつけて、手のひらサイズに成型した綿の雲をはりつけていきます。



雲海は、5列の雲を、奥から手前まで高さのグラデーションをつけて表現。





雲の表現は三池さんがわざわざ飛行機からの雲の写真を「見本にしてね」とご用意くださり、また、「雲らしく」みえる造形表現を細やかに指導してくださいました。
表情をつける道具はなんとヘアムース(ハード)です。

雲の準備ができたらいよいよ撮影。
キノコ雲は、別にLEDライトを3種ほど急きょ三池さんがご用意くださり、照明。
「特撮は照明がとても重要なんです」とのお言葉と、無駄のまったくない動きで速やかにセット。



カメラレンズを通してみたところ、驚きのリアリティが出現しました。

雲海は手前の2列をそれぞれスピードを変えて動かしながらの撮影。
2列の雲の列が動くことで、カメラが前進しているかのような動きが映し出されました!
みなさんからは大歓声。



雲海には、追加でこれまた三池さんがご持参してくださいましたミニチュアの飛行機を
ピアノ線でつるして、部分的に照明を細やかに当てながら撮影。
雲の上を飛行機が飛ぶ特撮シーンが出現しました。


三池さんが時折発言されている「特撮はカメラレンズを通して完成するんです」の言葉を
深く深く実体験できるワークショップでした。

ワークショップ終了後には、三池さん提供の画像から、様々な特撮の工夫を学びました。

大人向け(中学生以上)のワークショップは、実は当館での開催は久しぶり。
今回のワークショップを実施して、こんなに喜んでいただけるんだ…!と気づく機会をいただきました。今後の取り組みに反映したいと思います。



| 特撮博物館展 | 10:00 AM | comments (x) | trackback (x) |
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