ワークショップ「動物の顔はめ看板で遊ぼう」
三沢展の関連企画として、熊本市動植物園ワークショップ「動物の顔はめ看板で遊ぼう」を開催しました!猛暑のなかでの開催にもかかわらず、多くの方にご参加いただくことができました。
![]() ![]() 熊本で活躍するアーティスト、アドさんが描いた動物の絵にスタンプで模様を加えていきました。スタンプの種類は、水しぶき、葉っぱ、毛なみ、の3種類。カバのパネルに水しぶき、キンシコウのパネルに葉っぱ、シフゾウのパネルに毛なみをそれぞれスタンプしていきます。写真撮影も「もっと口をあけてみよう」など、工夫して存分に楽しんでいただきました! ![]() 現在は部分開園中のため、キンシコウなどはまだ見ることができませんが、今回のワークショップを通して、「元気かな」と気にかけていただく機会が増えるといいなと思っています。今後も完成したパネルは動物資料館に設置します。動植物園にお越しの際は、ぜひご覧になってくださいね。 |
アートバス芳野小学校1-2年生
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三沢厚彦展 プレママ・ファミリーツアー
「三沢厚彦 ANIMALS in 熊本」展の関連イベントとして、プレママ・ファミリーツアーを開催しました。今回は総勢30名を超える大所帯!2班に分かれてのツアーとなりました。
![]() 案内をする学芸員と美術館でのマナーの約束をしたら、さっそく展示室へ。 日用品を寄せ集めて作った初期作品にまず目を奪われ、アニマルズシリーズが見えてくると、みなさんのテンションもどんどん上がっていきます。前から、後ろから、親子でよく観察していました。 「いい香りがしますね」「同じ部屋に他にも動物がいるから探してみて」といった学芸員からの呼びかけに、匂いに注意してみたり、大人も子どももキョロキョロして探したり、「見つけた!」とそろって指さしをしていました。 ![]() 親子で手を握って、一緒に彫刻作品を見つめる姿がとてもほほえましかったです。 ツアー後も展示室をもう一巡される親子もおられ、三沢作品の魅力を存分に味わっていただけたようでした。 |
アーティスト・トーク 三沢厚彦(彫刻家)× 寺田農(俳優)
「三沢厚彦 ANIMALS in 熊本」開幕当日、関連イベントとして彫刻家の三沢厚彦さんと俳優の寺田農さんによるアーティスト・トークを開催しました。
お父様が画家ということもあり、芸術にも造詣の深い寺田さん。軽やかな語り口で、さまざまな話題でトークが繰り広げられました。 ![]() お二人が知り合った経緯から、展示予定の作品が大きすぎて会場に入らない!といった今までの展覧会でのエピソードが紹介されると、会場が笑いに包まれます。 平塚市美術館でのきらびやかな館内とバックヤードとの対比を使った展示空間づくりの話題に展開すると、美術と芝居の共通点が見えてきました。それは日常と非日常をつなげたり「これから始まる」とワクワクさせるための仕掛けがあるという点です。三沢さんが展覧会場の外に作品を置くことで導入をつくることが、芝居では、上演前に音楽をかけるといった点に共通しているといいます。 ![]() また、リアルを超えるリアリティが存在するということも、二人が頷く点でした。三沢さんは、現代美術では稀な等身大の動物をモチーフとして、「人間がどう見ているか」を出すよう、具象になり過ぎないかたちを生み出します。そのためかリアルではないのに「本物の動物より動物らしい」と作品をほめられることがあるとのこと。寺田さんも、「お酒が飲めない人の方が、酔っ払いの演技がうまい」と納得していました。 幼少期の話題から制作の奥深い話にまで及び、会場に駆け付けた多くのお客様も、終始聞き入っておられました。 |
「三沢厚彦 ANIMALS in 熊本」展が開幕しました!
本日より「三沢厚彦 ANIMALS in 熊本」展が開幕しました。
開幕とともに、開会式・記者発表も行いました。 「三沢厚彦 ANIMALS in 熊本」では、三沢厚彦さんの初期作品から、絵画作品、彫刻の「アニマルズ」シリーズまで103点をご紹介しています。愛嬌たっぷりでありながら、圧倒的な存在感を放つ動物たちとの出会いに、来場者のみなさまも驚いておられました。 ![]() 展示会場のみならず、美術館のフリースペースにも作品を展示しています。 楽しみながら探してみてください。 9月3日までの開催です。ぜひ皆様ご来場ください。 |
