開館15周年 誉のくまもと展、関連イベントとして、現代美術家の鈴木淳さんによるアートイベント「「似木絵」どうです?、ふたたびたび」を開催しました。
当館では、2008年、2013年に続き、3回目の開催です。

今回は、これまでと全く反応が異なり、開始前に行列が出来、急きょ整理番号制とさせていただき、24名の方にご参加いただきました。

ひとりひとりと、じっくりとお話をしながら、その人の雰囲気から得たイメージを木の絵にするアートイベントですが、「現代美術家と会話をしてみよう、絵を描いてもらおう」ということに対して、これまでになく参加者のみなさんが興味を持ち、積極的に働きかける姿勢を感じました。
作家としても「これまでと違う。新しい時代が来ているようです」と驚いた様子でした。

参加された方も、「名前に木の字がありまして」「樹木関係の仕事で」「家族で参加したい」「友人に誘われた」など参加のきっかけを語りながら、作家との会話がはずんでいました。

出来上がった瞬間、絵を受け取った参加者がとてもうれしそうなお顔になるのが、このアートイベントの醍醐味でもあります。鈴木さんの描いたどの作品も大変凝った描写でした。



これまでにない参加者の多さに、長い時間お待たせしてしまった方も、参加をお断りしてしまった参加ご希望の方も多く、大変恐縮しております。
次の開催を希望される声もいただきました、今後検討いたします。

| 誉のくまもと展 | 09:13 PM | comments (x) | trackback (x) |