「アートホーリーメン展 2005-2018」の開幕に合わせ、アートホーリーメンさん本人によるアーティストトークを行いました。



今回のトークは2部構成。最初はご自身のこれまでについての話や、展示作品『HORYMANと鯱』、『BARAMAN(バラマン)』、『ANIMI-ZOOM(アニミズーム)』に込められた思いなどを語っていただきました。



小さい頃からマンガ家を目指すも、理想が高すぎるゆえに挫折。その後、よく行く美術館に置いてあった美術雑誌のバックナンバーを読み、会田誠さんや村上隆さん、奈良美智さんらに出会います。「これからの日本美術はおもしろくなるぞ!」と思ったホーリーメンさん。そして自分も現代美術とマンガを融合させた作品を作りたいと決心し、今に至るのだそうです。
空想で創り上げた世界と、現実に起こっている社会問題が溶け込んだドローイングの数々は、ご自身のこうした背景から作られていたのかということがよくわかります。

第2部は、ギャラリー靴琉豎僂砲△訃さなスペースにおいて、ホーリーメンさんによる日本現代美術についての持論や日頃読んでいる本の紹介などがありました。



好きなものについて話すときの軽快な語り口と、次から次へとスクリーンに登場する画集や本の数々に、会場はみるみるうちにアートホーリーメンワールドへと引きずり込まれていきます。
日本美術史の常識に疑問を投げかけ、それについて自分の意見をはっきりと述べる姿はまさに「負け組のスター」と呼べるものでした。

| G3/井手記念室 | 02:00 PM | comments (x) | trackback (x) |