「熊本城×特撮美術 天守再現プロジェクト展」の入場者数が1万人を突破しました!!
1万人目のお客様は、長崎県島原市から来られたグループの皆さん。
小・中学校の先生方で、今回は研修旅行で訪れられたとのことでした。
記念品として、当館の桜井館長から展覧会グッズを贈呈させていただきました。




「熊本城×特撮美術 天守再現プロジェクト展」は3月18日まで。
引き続き、皆さまのご来場をお待ちしております!!

| 熊本城×特撮美術 天守再現プロジェクト展 | 03:00 PM | comments (x) | trackback (x) |

井手宣通記念ギャラリーにて開催中(〜2/4)の「冬の展示 ユニバーサル・ミュージアム」関連イベント「‘さわる’ギャラリーツアー」を開催し、今回は5名の方が参加されました。
本展では、だれもが楽しめる美術館を目指し、視覚に限らない美術鑑賞の在り方を親しんでいただく内容となっています。

始めに坂本学芸員より「学芸員も作品に触るときは、装身具を外し、なるべくボタンなど装飾のない服を着ます」と、作品に触る時の注意点についてのレクチャーがありました。
参加者のみなさんにも、時計や指輪ブローチなどは外して頂き、手袋を着用してもらいました。

また今回は手での鑑賞をメインとしているので、作品が見えないようアイマスクを着用。
前が見えないので、会場までみんなでムカデ歩きしました。


ご鑑賞いただいたのは、《大首》(写真左)と《ゆらぎ》(写真右)の2作品です。
 
「ん〜?どんな形をしているのか全然わからない…」「金属のような音がする…」
見えない世界に少し緊張しつつ、触ったときの感想が飛び交いました。

鑑賞後も再びムカデ歩きで会場を後に…。

輪になってグループトークを行いました。

「どんな感触でしたか?どんな形だと思いましたか?」

「最初の作品は全然わかりませんでした」「柱が二つあって…、ベンチのような…」
参加者同士で意見交換をして、絵に描きおこしお互いの形のイメージを確認しました。

最後には再び会場に戻り作品を確認に…。
 
「思っていたのと違った…!」「こんな形だったんですね…。」

鑑賞後には「目だけで鑑賞する時は2・3分くらいですが、触覚での鑑賞だと時間がかかりました。」という意見もあがり、いつもと違う鑑賞体験に皆さんの感覚も活性化して頂けたようでした。
今回のワークショップでの経験を、今後の鑑賞に役立ててもらえましたら何よりです!

| G3/井手記念室 | 02:00 PM | comments (x) | trackback (x) |