イベントレポート

ワークショップ「クラスルーム」

2003/11/23

No:1231
マリーナ・アブラモヴィッチさんが先生となり、熊本信愛女学院高等学校の美術部生徒24人の質問に答えるというワークショップ「クラスルーム(教室)」が行なわれました。はじめに「心を開いて、何でも答えます」と言ったとおり、アブラモヴィッチさんは「なぜ戦争は繰り返し起こるのですか?」という大きな問題や、「作品で登場する骨にはどんな意味がありますか?」という作品に対する質問、そして「いま恋をしていますか?」などプライベートな質問まで、すべてに対し真剣に回答しました。最後には来場者全員を床に横たわらせ、5分間目を閉じ、リラックスさせる時間をとりました。それは、参加者も含めてホームギャラリーの空間全体が、アブラモヴィッチさんの作品の一部になった、特別なひとときでした。
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