イベントレポート

森山淡草展 関連イベント 書道観賞クラスルーム

2006/06/11

No:1647
 G3で開催中の森山淡草展関連イベントとして、森山先生を講師とした「書道観賞クラスルーム」を開催しました。「書の感性を広げよう」というテーマのもと、王義之の書、空海の書などから、アクション・ペインティングとのつながりの深い現代の書家たちまで幅広く紹介。それぞれの書の魅力について言及しながら、「やはり書には品格も求めたいものです」とまとめられました。
 興味深い話としては、上田桑鳩が、ミロやクレー、スーラージュなどに、筆の使い方(ひろくは書そのもの)を教えにヨーロッパに渡っていたというものです。
 ミロやクレーの作品を好まれる方は、ぜひ上田桑鳩の書もご覧になってはいかがでしょうか。楽しく躍動感のある線の動きと深い象徴性という共通点を発見されることでしょう。
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