「Stance or Distance?」展は10月9日に出品作家をまじえた開会式と記者発表がおこなわれました。

6カ国、17組の研究者やアーティストにご出展いただいた展覧会ですが、今回は6組のアーティストが開会式にご出席されました。


左から、加藤泉さん、伊豆牧子さん(GRINDER-MAN)、タグチヒトシさん(GRINDER-MAN)、藤井直敬さん、金川晋吾さん、渡邊淳司さん、安藤英由樹さん、林智子さん、大野智史さんです。

来賓の方々に、体験をしていただき作家本人より作品の解説がおこなわれました。


林智子さん《Mutsugoto》
遠距離恋愛をテーマに、遠く離れたカップルが光でお互いの存在を確かめ合う作品です。赤いカーテンが幻想的で甘美な世界を演出しています。


写真家の金川晋吾さんは実の父親を写真に撮り続けています。一番身近な家族をテーマに、つながりそうでつながらない、つながらないようでつながっている親子の絆を写真で発表しています。


小泉明郎さんの《若き侍の肖像》。神風特攻隊をテーマにしていますが、その内容は決してシリアスなものにとどまるのではなく、鑑賞者がとまどいを覚えるユーモアが込められています。


塩保朋子さん《thriving》の作品です。「切り絵」や「切り紙」と言われる、伝統的な手法を用いていますが、完成した作品は宇宙や星空を想起させるような壮麗な大作となっています。

12月6日までの開催です。ぜひ皆様足をお運びください。

| STANCE or DISTANCE?展 | 06:00 PM | comments (x) | trackback (x) |