今年最後の詩の朗読会は、ただいま開催中の「熊本城x特撮美術」展に合わせて、
テーマは「熊本城 又は自由題」でした。
11名が詩作を朗読しました。

城ということで、「長い廊下」、「塔」、「暗い急な階段」など
城の内部を示す言葉が用いられました。
また、長い時間を象徴するものとしての表現もありました。

ほか、長い海苔網が、石垣に譬えられるなど、季節に合った新鮮な表現もありました。

熊本城というと花見です、という前置きから、月見台、南大手門と場所を挙げながら、
母と自分の、若い母と、老いた母との思い出の景色を綴った表現もありました。

後半として、熊本出身の詩人の詩作を朗読するコーナーがありました。
山本みち子、石牟礼道子、高木護、上田幸法などの作品が紹介されました。


次回の詩の朗読会は、1月の第4木曜、25日、18時〜です。
テーマは「希望」です。お楽しみに。

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