本日は、10名の方が詩を朗読して下さいました。
テーマは、今年の干支「犬(戌)」です。
星座のオイヌ座、吠えない犬など、情景がとても様々で、
季節から春を詠った作品を読んで下さった方もいました。

自作の「犬の日の一週間」という詩は、「月曜日は、プードルの日…」と曜日から連想される物語がリズミカルに表されてました。たくさんの種類の犬が登場し、愛らしさも感じる詩でした。
現実の出来事を作品にしたものから、フィクションまで、様々に表現される詩の世界がとても面白く感じられる会となりました。

次回は4月26日(木)18:00〜、次回の展覧会「渚・瞼・カーテン チェルフィッチュの映像演劇」に関連して、「カーテン」です。
ご来場お待ちしております。

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今月のテーマは「築く」。前半はこのテーマに沿って10名の方に発表していただきました。
そして後半は、先日亡くなられた石牟礼道子さんへの追悼の意を込めて、石牟礼さんの詩を何篇か朗読しました。



「築く」という言葉からは、単に建物をつくるというだけではなく「時間を積み重ねる」「人間関係をつくる」などといった意味も見出すことができます。
夫婦の何気ない会話を詠ったもの、ブリューゲルの作品を見て感じたことを詠ったものなど、今日も趣のある作品の数々が発表されました。

後半の石牟礼道子さんの詩を読む時間は、水俣の生と死を真摯に見つめ、書き続けた石牟礼さんの人生に思いを馳せ、しんみりとした雰囲気の中で進んでいきました。

次回は3月22日(木)18:00〜、テーマは「犬(戌)」です。
ご来場お待ちしております。

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本日、詩の朗読会が開催されました。テーマは「希望」。
希望を「光」「朝日」などに例えた作品がありました。また、イメージが対になる「暗い」「絶望」といった言葉が一緒に読まれ、詩の中の暗さ明るさが際立って表現されていました。

今回は、10名の方が詩作を発表して下さいました。
その中で、詩人・海達公子さんの詩を読まれた方がいらっしゃいました。「その絵が消えたら何かこう」という言葉が繰り返されたもので、
情景を思い浮かべるうちに、日々はそういったことの繰り返しかもしれないと思ったり、消える前のものの大切さを感じたり、詩の中の世界と日常がつながっていく気持ちになりました。
自作の詩では、「起こりん坊の鬼」「くすぐったら笑った」という短い言葉を使って、パッと明るくなるような詩がありました。


次回の詩の朗読会は、2月22日(第4木曜)、18時〜です。
テーマは、熊本城×特撮美術展に関連して、「築く」です。
ご来場お待ちしております。

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本日、素敵なお二人が結婚式の前撮りにいらっしゃいました。
撮影場所は、マリーナ・アブラモヴィッチの本棚など、アーティストの作品に囲まれたホームギャラリーや、柔らかな光が差し込むアートスカイギャラリーで行われました。
撮影中、幸せなお二人の笑顔に心が和みました。
素敵な結婚式をどうぞお迎えください♪



☆結婚式の前撮りをご希望の方は、熊本市現代美術館までお問い合わせください。
撮影の日程等については、美術館の事業との調整が必要ですので、お早めにご相談ください。

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今年最後の詩の朗読会は、ただいま開催中の「熊本城x特撮美術」展に合わせて、
テーマは「熊本城 又は自由題」でした。
11名が詩作を朗読しました。

城ということで、「長い廊下」、「塔」、「暗い急な階段」など
城の内部を示す言葉が用いられました。
また、長い時間を象徴するものとしての表現もありました。

ほか、長い海苔網が、石垣に譬えられるなど、季節に合った新鮮な表現もありました。

熊本城というと花見です、という前置きから、月見台、南大手門と場所を挙げながら、
母と自分の、若い母と、老いた母との思い出の景色を綴った表現もありました。

後半として、熊本出身の詩人の詩作を朗読するコーナーがありました。
山本みち子、石牟礼道子、高木護、上田幸法などの作品が紹介されました。


次回の詩の朗読会は、1月の第4木曜、25日、18時〜です。
テーマは「希望」です。お楽しみに。

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