G3で個展「熊谷有展−家族の肖像」展を開催中の出品作家、熊谷有展さんのアーティストトークを開催しました。
1990年代の作品から最新作までをならべた会場内で開催したトークで、企画学芸員からの8つの質問に答えていただく形式をとりました。
島原で過ごした幼少時代、浪人中のモネの《睡蓮》との衝撃的な出会いが、画家の道を歩むことを決めたという背景からはじまり、画題について、使用する色について、自身の画業のなかにあるリズムについてなど、非常に興味深い内容のトークが行われました。
つい笑みを浮かべてしまったエピソードは、ご家族をモデルとした母子像を描く時に、「俺も一緒に!」という意識がつい出て、くまのぬいぐるみ(熊谷という名から)や、白のYシャツ(通勤時着用)など、自分に繋がるモチーフを様々描き込んでいるというもの。会場の皆様と作品を前に「どれがそのモチーフでしょうか?」などクイズを行ったりしました。
会場からは、「作品と出会うことで元気がでました」、「定年後に絵を始めた自分にもぜひ指導していただけるチャンスが欲しい」などという作品に感動したファンの声が次々と上がりました。

| G3/井手記念室 | 08:01 PM | comments (x) | trackback (x) |