☆「Welcome to the Jungle」展の熱い作品をご紹介します☆

◆No.4 スティーヴ・ティロナ《イメルダコレクション#1》2009年



このラグジュアリー感あふれるキラキラ作品は、イメルダ夫人をモデルにしたものです。
イメルダ夫人といえば、フィリピンの第10代大統領フェルディナンド・マルコスの妻として知られています。後に大統領は失脚しますが、イメルダ夫人には、3000足にも及ぶ靴のコレクションや、ビートルズ・コンサート事件など様々なびっくりエピソードが残されています。彼女のすごいところは、この浪費癖や悪女イメージをあえて活用して、孫息子が経営するアクセサリーブランドの広告塔として堂々と出演しているところ。この広告写真を元にした、写真家スティーブ・ティロナによる《イメルダ・コレクション》シリーズ、ぜひ会場でお楽しみください☆


◆No.5 リー・ウェン《世界標準社会》1999年



眼鏡にネクタイの作者が「『ワールドクラス』とは何か?」と強い口調で繰り返しているのですが、白い筒状の布を通して観ることにより、クッション材のような役割をはたし、力強い主張とは反対に肩の力が抜けて、むしろ面白さを感じてくるのです。ワールドクラスの社会とは何かというアンケートに答えるとワールドクラスを認定するバッジを受け取る仕組みになっています。このバッジをつけるとじわじわと誇らしい感じがしてきます!!!シンガポール初のビデオインスタレーションをどうぞお楽しみください♪


◆No.6 ティタルビ《バヤン・バヤン・マハ・ケチル (小さきものの影)》2010年



せっ器で作られた白色の子どもの胸像。手のひらは鑑賞者に向けています。
この作品は、作家の幼い娘からかたどったものです。
近づいてよく見ると、アラビア語で文字が刻まれています。ムスリムの母親たちが子どもを守るために習慣的に唱える祈りの言葉。子どもを愛おしむ母親の優しさが表されている一方で、手の身振りは、形骸化した宗教的な価値を疑いなく受け入れることへの拒絶を暗示しているようにも見えます。

| Welcome to the Jungle展 | 11:27 AM | comments (x) | trackback (x) |