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国産畳表の原料となるい草、その9割以上が八代で生産されています。その研究開発をすすめる、熊本県農業研究センターい業研究所と、実制作を手がける熊本くすのき園の協力により、熊本城の石垣柄の茶室が完成しました。
茶室の中はまるで石垣につつまれたような空間となっています。織のピッチを荒く設定し、通常、裏面とされる部分をあえて表とすることで、色とりどりのい草が積みあがったような美しさがただよい、通常、きりおとされる端の「耳毛」も、フリル飾りのようなボリュームを出しています。人目にふれない裏側の美しさ、いらないものとされてきたものへむけられた日比野のまなざしがこの茶室には生きています。

| 日比野克彦展 | 12:59 PM | comments (x) | trackback (x) |