シリーズ第745回

冬構え 1985年/テレビドラマ/100分

※2回目の上映は17:00〜@ホームギャラリーです。

| 月曜ロードショー | 02:00 PM | comments (x) | trackback (x) |

誉のくまもと展関連イベントとして、出品作家である画家・版画家の秀島由己男さんによるアーティストトーク「『春の城』挿絵を語る」を開催しました。

「春の城」シリーズは、石牟礼道子さんの新聞小説「春の城」の挿絵として制作された約310点の作品群です。ひとつひとつのクオリティにこだわったという作家の言葉の通り、新聞小説の挿絵としては他に例を見ないことですが、作品群から6シリーズの版画セットが発行されています。
本展では、、《春の城−扉》とともに、日本美術競売衄任痢嵜仰の告白」「献身」「殉教」「死と復活」(すべて作家蔵)を展示替えを行いながら、全点展示いたしました。

今回は、制作秘話として、《春の城−扉》が、石牟礼さんと一緒に事前取材に行った時の夕方の海の景色をもとにしていること、天草に行った印象や船の質感を大切にしたことなどたくさんのことを初めてお話いただきました。

また、登場人物の描写についても、リアリティの追求として、友人や知人をモデルとしたこと。作品の表現については、心のなかに長く温めていたイメージは作品として上質なものとなったなど、制作姿勢についてもお話いただきました。

作品には、殉教などの残酷なシーンもあるため、作家として、死だけを表現するのは可哀想なので、美しさを心がけ、幻想的な風景を背景に、などとの人間味あふれる発言もありました。

実物の作品を前に、作家の表現の創意をお聞きする、大変貴重な機会となりました。

| 誉のくまもと展 | 05:09 PM | comments (x) | trackback (x) |

熊本支援学校高等部農芸班の皆さんにより、命の花壇の植え替え作業が行われました。

冬の装いは渋めなカラーをになりがちですが、命の花壇は鮮やかなパンジーやナデシコでキラキラと輝いています。


市電側の花壇には、ワイルドストロベリーが植えられ、寒空の下でさらさらと揺れる緑が心を和ませてくれます。
春先の白い花から赤い果実への変化も楽しみです♪


みなさまのご来館お待ちしております!

| 命の花壇 | 11:00 AM | comments (x) | trackback (x) |

シリーズ第744回

ながらえば 1982年/テレビドラマ/65分

※2回目の上映は17:00〜@ホームギャラリーです。

| 月曜ロードショー | 02:00 PM | comments (x) | trackback (x) |

開館15周年 誉のくまもと展、関連イベントとして、現代美術家の鈴木淳さんによるアートイベント「「似木絵」どうです?、ふたたびたび」を開催しました。
当館では、2008年、2013年に続き、3回目の開催です。

今回は、これまでと全く反応が異なり、開始前に行列が出来、急きょ整理番号制とさせていただき、24名の方にご参加いただきました。

ひとりひとりと、じっくりとお話をしながら、その人の雰囲気から得たイメージを木の絵にするアートイベントですが、「現代美術家と会話をしてみよう、絵を描いてもらおう」ということに対して、これまでになく参加者のみなさんが興味を持ち、積極的に働きかける姿勢を感じました。
作家としても「これまでと違う。新しい時代が来ているようです」と驚いた様子でした。

参加された方も、「名前に木の字がありまして」「樹木関係の仕事で」「家族で参加したい」「友人に誘われた」など参加のきっかけを語りながら、作家との会話がはずんでいました。

出来上がった瞬間、絵を受け取った参加者がとてもうれしそうなお顔になるのが、このアートイベントの醍醐味でもあります。鈴木さんの描いたどの作品も大変凝った描写でした。



これまでにない参加者の多さに、長い時間お待たせしてしまった方も、参加をお断りしてしまった参加ご希望の方も多く、大変恐縮しております。
次の開催を希望される声もいただきました、今後検討いたします。

| 誉のくまもと展 | 09:13 PM | comments (x) | trackback (x) |
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