杉上小学校アートバス
アートバスに杉上小学校の5年生が来てくれました。
午前は、「熊本城×特撮美術 展」の鑑賞を楽しんでいただき、午後はワークショップを行いました。 講師は、ワークショップ「100万円札をつくろう!」から“CAMK お金研究所”の所長に扮する、アーティストの林浩さんです。 今回は、版画の技法でじぶんだけの100万円札を作りました。 ≪前回の「100万円札をつくろう」ワークショップの様子≫ http://camk.glide.co.jp/blog/index.php?eid=2397 初めに、凸版や凹版など4つの版画の種類を、研究所のアッキー所員から説明。そして、虫眼鏡でお札をよーく観察しました。虫眼鏡で見える細かな数字や模様から、「ミッキーがいる(丸い円が3つくっついている)」といった、お札を作った人も驚くような発見もありました。 制作では、色鉛筆でフロッタージュを体験。用意された型以外にも、いろんな発想で、壁のでこぼこや、靴の裏を使って形をとる子どもたち。1000000円の文字は、スタンプしました。 仕上げは、お札の顔に、じぶんの写真をいれました。これには、顔写真のコピーに、うすめ液を染み込ませた紙をかぶせ、こすり出して転写しました。実演では、林さんによる匠の技術を見ながら子どもたちもきれいにプリントしていました。 そして、色合いや模様がそれぞれに、一つしかないオリジナルの「100万円札」が完成です! |
田迎南小4年生「レインボーマンワークショップ」
田迎南小学校の4年生116人を対象にした「レインボーマンワークショップ」を行いました。
はじめに、レインボーマンから学校に「どんな虹をかけたいか」という手紙が届き、子ども達は夢の虹の絵を描いてレインボーマンに送り返します。そうすると、レインボーマンが学校にやってきて、皆で力を合わせて虹をかけるというストーリーです。 ワークショップの前日、先生方や美術館のボランティアさんと一緒に会場の下準備をしました。 ワークショップ当日、子ども達のかけ声でレインボーマンが登場。スズランテープで光線をつくり、七色の風船を飾り付け、最後にエッグライトで彩られた巨大な虹が体育館にあらわれました。「夜の虹」「夜明けの虹」を鑑賞して、ワークショップは終了。 力を合わせて作り出した夢のような空間に、大喜びのひと時でした! |
川口小アートプログラム「私の僕の あいしてるを作ろう!」
アーティストの今田淳子さんをお招きして、川口小の3−6年生の皆さんを対象に出張アートプログラム「私の僕のあいしてるを作ろう!」を実施しました。
![]() ペットの犬や猫、お父さんやお母さん、友だち、お気に入りの何か…などなど、自分が「大好きだよ!」「愛してる!」というものを、テラコッタで形にしてみるワークショップです。皆それぞれ、漁師をしているお父さんの顔や、可愛がっているワンちゃんなど、様々に作り上げました。最後は美術館で焼き上げて完成。みんなの色々な‘あいしてる’が出来上がりました! ![]() ![]() |
CAMKアートプログラム「土で表現しよう」
熊本聾学校で中学部2年生と高等部1年生の方とともにアートプログラムを行いました。
今回は7月に行った現代美術家、今田淳子さんによる「土で表現しよう」の2回目。まずは、前回つくった作品が、焼成後どのようなものになっているか、それをどのように受け止めるかということについて、今田さんが話します。 今田さんから出てきたのは、「他の可能性」「アレンジ」という言葉。自分のイメージとは異なるものと出会える幸運、その偶然の楽しさについて伝えます。そして作業部屋に用意された、板や布などの材料や電動のこぎり、グルーガンといった道具を紹介しながら、軽く実演。 今田さんの伝えたいことを汲み取った生徒たちは、早速作業にとりかかります。 ベースとなる板を選び、自分の陶芸作品をあれこれ並べてみて、配置を考えます。布や綿といった素材を合わせたり、イベントカラーで着色したり、アレンジし続けていきます。 そうして授業時間いっぱいを使い切り、最初の陶芸作品一つから、豊かな可能性が広がった作品の数々が出来上がりました! |
