熊本市現代美術館　CAMK Blog

ストリートアートプレックス協働による、ミュージック・ウェーブNo.014諸田由里子さんのピアノコンサートを開催しました。オレンジの華やかなドレスに身を包んだ諸田さんは、笑顔がとても素敵なプロのピアニストです。去年のＳＡＰコンサートで特別主演して頂いたところ、再度その音色が聴ききたいとの声が多数寄せられ、今回のコンサートに至りました。
ショパンや、ドビュッシー、リストの繊細な音色に会場はうっとり・・・
あっという間の１時間、心に残る素敵なコンサートになりました。

「荒木経惟　熊本ララバイ」展の関連イベントとして、「アラーキースペシャルコンサート」を開催しました。今回は、展示会場最後の、母子像のコーナーにて、ロシア７弦ギターとフルートのデュオ、トランスコンチネンタルDUOのお二人をゲストにお迎えして演奏して頂きました。昨年、お二人の間にベイビーが誕生したこともあって、母子像前での演奏は、タイムリーなことでうれしいと語ってくださいました。ジプシー音楽、ロシアの結婚式の曲や、こもりうたなど、優しい音色と母子像の空間が響きあい、会場には優しい時間が流れていました。

2009 年最初のミュージック・ウェーブは、田中昌宏さんによるピアノコンサートをお送りしました。今回は、日本人作曲家の前衛的な作品や、田中さんが「荒木経惟　熊本ララバイ展」にインスピレーションを受けて作曲して下さった曲を交えてお届けしました。クラシックとはまた一味違う刺激的な音色に会場はじっくりと耳を傾けていました。

今回のミュージック・ウェーブは、原田千春さんによるＣＡＭＫ（キャンク）クリスマスコンサートをお送りしました。長崎県出身の原田千春さんは、劇団四季を退団後、さまざまな舞台芸術の場で活躍されている声楽家です。今回のクリスマスコンサートでは、「荒木経惟　熊本ララバイ」展にちなんだ曲をはじめ、「アヴェ・マリア」「カルメン」「エビータ」「サウンド・オブ・ミュージック」おなじみのクリスマスソングなどを演奏して頂きました。原田さんの生彩な唄声に会場は酔いしれ、クリスマスムードの心温まる素敵なコンサートになりました。

日頃より、当館のミュージック・ウェーブ・コンサートにお越し下さいまして、誠にありがとうございます。

本日、11月22日14時より開催予定でしたミュージック・ウェーブのコンサートですが、本日早朝に出演者である中川恵美里さんが急病により入院され、本日のミュージック・ウェーブを中止することになりました。
今後、日を改めて中川さん出演によるミュージック・ウェーブの開催について検討していきます。
決定次第、当ホームページにおいてお知らせいたします。

今後ともミュージック・ウェーブを宜しくお願いします。
次回のミュージック・ウェーブは12月23日の開催となります。