ストリート・アート・プレックスとの協働事業「JAZZ OPEN2014」を開催しました。
今年は、熊本市中心市街地全8箇所で行われ、当館ホームギャラリーでは、豊田隆博Trio with渡辺隆介、林隆行Trioによる2組の演奏をお楽しみいただきました。
コンサートの初めとトリを飾った豊田隆博Trioは、昨年のJAZZ OPENも当館で演奏下さったグループ。今回は、ギタリストの渡辺隆介さんとコラボレーションし、心地よい演奏を聴かせて下さいました。
曲目は、「All the things you are 」、「St. Thomas」など。
ピアニスト・豊田隆博さんのオリジナル曲「Farwell」は、愁いを帯びたメロディがとても綺麗でした。



2組目の林隆行Trioは、ピアノ、ベース、ドラムによる編成。安定したベースとドラムのリズムに、遊ぶようなピアノのメロディが魅力的でした。演奏では、メドレーで4曲を披露。
メンバー3人が音の重なりを楽しむ姿も印象的でした。



| ミュージック・ウェーブ | 07:27 PM | comments (x) | trackback (x) |

大分在住のサックス奏者、山内桂さんによる演奏と山内さんが制作した映画「ホフネン」の上映を行いました。
これまで渓谷や森を訪れ撮影してきた“水”の映像をまとめた「ホフネン」は、
2013年のハンガリーとバグダードの国際映画祭に入選した作品です。
激しい川の流れや、きらきらと輝く水面など、約40分間流れ続ける様々な“水”のシーンは、長年渓流に親しんできた山内さんだからこそ見つけることができた光景でした。
コンサートでは、即興演奏を含む2曲を披露。“サルモサックス”と山内さんが名づける独自の音楽世界を楽しんでいただきました。反復するサックスの音色が少しずつ大きなうねりになる様子は、映画「ホフネン」での“水”の姿のようにも思えます。
美しい水の映像と演奏に心癒される会となりました。



| ミュージック・ウェーブ | 07:55 PM | comments (x) | trackback (x) |

古ラテン語の響きを音楽として現代に甦らせ、「音楽は風土を運ぶ、音楽は自然を運ぶ」という幽遠なコンセプトで活動を続けるスウェーデンのベースの巨匠アンダーシュ・ヤーミーンと、世代を越えて集結したスウェーデンのトップミュージシャンによるアンサンブルコンサートが開催されました。「AD LUCEM」(ラテン語で光へという意味)のアルバムの曲を中心に演奏していただきました。
「良い企画だと思います。海外のアーティストをたくさん聴きたいです」(男性)
「素晴らしい演奏でした。ぜひまた聴きたいです」(女性) (アンケートより)



| ミュージック・ウェーブ | 01:46 PM | comments (x) | trackback (x) |

今年もホームギャラリーにて「邦楽コンサート」を開催しました。「第20回くまもと全国邦楽コンクール」に先立ち行われた、このプレコンサートの出演者は、熊本箏演奏者協会の皆さん。今年は、古典箏曲で有名な「六段の調べ」から現代邦楽を含む5曲が披露され、心地よい和の音色をお聞かせ下さいました。
また、アンコールには、松任谷由実さん作曲の「春よ、来い」が演奏され、邦楽を気軽に楽しめるコンサートとなりました。



〜プログラム〜
1「六段の調べ」  八橋検校 作曲
2「草枕」     筑紫歌都子 作曲
3「甦る五つの歌」 沢井忠夫 作曲
4「千鳥の曲」   吉沢検校 作曲
5「星空のポエム」 香登みのる 作曲
アンコール 「春よ、来い」 松任谷由実 作曲

| ミュージック・ウェーブ | 06:05 PM | comments (x) | trackback (x) |

熊本在住のシンガー・ソング・ライターの緒方真子さんと、福岡を中心に活動するアコーディオンとギターのインストユニット・キネマチコルの2本立てのコンサートを行いました。
絵を描くことも好きだと語る緒方さんは、自作の絵を会場に飾って演奏して下さいました。本日演奏された曲は、西洋音楽のバック・ボーンであるヨーロッパを訪れた際にインスピレーションをうけて制作されたそうです。
透明な歌声とやわらかなギターの音色がとても素敵でした


2組目のキネマチコルさんは、「パリの空の下」などシャンソンの曲を中心に演奏して下さいました。現在開催中の「アール・ブリュット・ジャポネ」展もご観覧下さっており、展示されている作品のように元気な曲を演奏します、とトークを交えながら演奏して下さいました。情熱的な演奏にお客様も聴き入っておられました

| ミュージック・ウェーブ | 08:33 PM | comments (x) | trackback (x) |
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