166回 詩の朗読会
今回は2本立てで、前半はおひとりに30分間じっくり朗読していただき、
後半は、今月のテーマ「未来」に基づき、詩作を発表しました。 30分間の朗読は、今回が初めての試みです。 甲斐ゆみこさんが7作品を朗読しました。 甲斐さんが、言葉のひとつひとつをとても大切にしていること、 過去の思い出が、長い時間を経て詩作へと昇華されていくことなど、 作品ごとのコメントも大変興味深く、あっという間の30分でした。 後半は7名が詩作を発表しました。 「自分の不在」と「未来」が同列であったり、 「未来は過去のものになる」と時間と歴史の観点から考えたり、 また、「未来にたどりつくのは、私でない私」という、 自身の変化に未来があるなど、 作品にそれぞれの「未来」への考えが浮かび上がりました。 次回は、12月24日(日)17時からの開催です。 テーマは「熊本城」。 同時開催で、熊本ゆかりの詩人による詩作からの朗読が行われます。 ぜひ皆様、足をお運びください。 |
第165回 詩の朗読会
今回のテーマは「地震」。7名が詩作を発表しました。
熊本地震より1年と半年が経ち、 「少しだけ心にゆとりが…」、「少しだけ客観性を持って…」 と語りながら詩作を発表される方、 また、「今のほうが少し心が重い…」、「手の付けられていないところが気になる…」などと語る方、それぞれの日常がほのかに感じられました。 詩作には、「孤独」「家族の集合」「日常を取り戻す」「更地」 など、震災後にリアルに見た・感じたキーワードが浮かび上がっていました。 震災の瞬間に聞いた音「ガシャーン」「バリーン」を読み込んだ作品もありました。 また、時間の経過と未来への希望を象徴する、草花の芽吹きや実りが詩作の最後に ふれられる作品もいくつかありました。 また、様々な詩人の地震(もしくは地震から感じたことに通じる)の詩を読む、 という特集企画コーナーもありました。 まどみちお、和合亮一、白石かずこ、金子みすゞなどの作品が紹介されました。 「体の冷え」「かろうじてある命」など、震災直後の体験を思い出す、心に響く言葉がありました。 次回は11月25日(土)17時−開催です。 テーマは「未来」。 ぜひ皆様足をお運びください。 |
第164回 詩の朗読会
今回のテーマは、「物語」
今回から開催時間が1時間に延長となりました! 前半では、詩の朗読の会のお1人が、母親を通した物語との出合いから、多感な時期に出会った詩についてまで、まるで物語を語るかのようにお話し下さいました。 後半は、参加者による自作の詩が読まれました。テーマが「物語」ということもあり、星座物語などお話を読まれた方も多くいらっしゃいました。(参加人数8名) |
CAMK 人形劇「かちかち山」
8月31日劇団パレットさんによるCAMK人形劇「かちかち山」を開催致し、
ホームギャラリーには多くのお客様が来られました。 おじいさんが畑を耕す掛け声を出すと、会場から笑い声や 「おじいさん緊張してるの?」との声が。 その後、タヌキとウサギの掛け合いに皆さん引き込まれていきました。 最後に劇団の方全員でご挨拶されると、「3名!?」「もっと多い人数で行っていると思った」という親御さんから驚きの声もあがっていました。お子さんから大人まで楽しめる会となりました。 【参加人数116人】 |
第163回 詩の朗読会
今回のテーマは「いのち」です。
夏休み中ということもあり、夏休みこどもの詩特集として開催されました。 9名の方々が、自作の詩から、絵本、金子みすゞ、阪田寛夫などの有名な作品までさまざまに読まれました。 土の中から羽化したばかりのセミの目線で世界をとらえた詩は、セミ採りにいそしんだひと夏の記憶を思い起こさせてくれました。 次回の詩の朗読会は、9月24日(日)17:00〜18:00です。テーマは「物語」。 ※開催時間が通常より早まります!どうぞお気を付けてお越し下さい。 |