テーマは「彫る・刻む」です。
現在開催中の「三沢厚彦 ANIMALS in 熊本」にちなんだものでした。

今回自作の詩を発表された方が10名、飛び入りの方1名の計11名の方が詩を読まれました。

「時を刻み、顔のしわを刻む」と言った内容の詩や、「海の波」「地震」「キッチン」についての詩もありました。後半には自作の詩でけではなく、著名な方の詩も読まれ、普段より多くの詩を読まれました。


次回の詩の朗読会は8月24日です。
テーマは「いのち」是非お楽しみに!

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今回は、三沢厚彦展に先立ち、「動物」というテーマで開催されました。9名の方が自作の詩を発表してくださいました。
カンガルーの親子の様子を表現したあたたかな詩から、動物は野生になれるが、人間はなれないといった、人間と動物の対比をうたったものなどが登場しました。
また、悩みながら飼い主が詩作を続ける様子を猫の目線で表現した詩や、「動物にも更年期があるかも?」と人間に重ねてみるもの、さらには、カエル、猫、などをもとに防災ロボットの発明し、アニマル気象庁をつくろう!という会議が繰り広げられるという、ユーモラスなSF調の詩もありました。
動物は人間と似ていたり、違う点があったりするからでしょうか。想像力にあふれた様々なバリエーションの詩が披露されました。



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今回のテーマは「宇宙」。7名の方が自作の詩を発表してくださいました。



プランターの中の植物が見上げる空を表現した詩、まるで宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』のように銀河を旅しているような気分にさせてくれる詩、台所の中の宇宙を描いた詩、輪廻転生をイメージさせる詩など、私たちを別世界へ誘ってくれるような作品が数多く詠まれました。

今回は飛び入りで作品を発表された方はいらっしゃいませんでしたが、この「詩の朗読会」は、聴いているみなさんの飛び入り参加も大歓迎です。
毎週第4木曜日のたそがれ時には、当館でぜひ言葉の持つ美しさ、力強さを味わってみてはいかがでしょうか。

次回は6/22、テーマは「動物」です。お楽しみに!

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三池敏夫さんを講師に「特撮雲」制作・撮影ワークショップを当館ホームギャラリーにて
開催しました。このワークショップは、12/16開催予定の「熊本城×特撮美術「天守再現プロジェクト」」(仮)展のプレイベントとして行われ、当館での特撮雲ワークショップは、2015年以来、2回目の開催となります。会場は子供から大人まで、多くの参加者で賑わいました。

特撮雲とは特殊撮影用の雲の事で、この技術を使って撮影すると、地上に居ながらまるで空から撮影のように見せることができます。三池さんから、大まかな説明を受けた参加者は、ヘアームースと手芸用綿を手にさっそく制作に取り掛かりました。今回の雲海は大きめなので、大量の綿が必要になりました。大きな綿から、何個も丸めた綿を成形していきます。

そして、もうひとつ撮影に不可欠なのが背景です。こちらは、熊本県立第二高校美術科の生徒さんが、三池さんから雲を描く上でのチョークの使い方などを教わりながら進められました。

約1時間半ほどで各テーブルの雲が完成し、すべてのテーブルをつなぐと大きな雲海のミニチュアが出現し、仕上げに背景の空と雲海をつなぐ空に浮かんだ雲も作られました。
そして最後に、小さな飛行機の模型を雲の上に吊るすと…。
カメラと繋がれたスクリーンの映像には、雲海の上に浮かぶ飛行機の映像が…!
台車に乗せたカメラを滑るように動かすと、まるで空中から飛行する期待を撮影しているかのようでした。
参加者は、驚いたようにしげしげと映像と実物を見比べていました。

他にも、光源となる照明を色セロファンで覆うと、一気に夕焼けの光に包まれ、同じセットでも光源の色を変えるだけで、朝日や夕暮れを表現されることに、「おお!」と歓声が上がっていました。

熊本城×特撮美術「天守閣再現プロジェクト」(仮)展は、12/16〜3/18に開催予定です。
みなさま、どうぞお楽しみに!

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今回のテーマは、「すてる・ひろう」です。飛び入り参加1名を含む8名の方より、自作の詩から、絵本の朗読など、内容も幅広くご紹介くださいました。
地震から一年を迎えた4月の例会でしたが、地震のことを振り返るような話題も多く持ち上がりました。
手ですてる人がいれば、耳でひろう人あり、空に捨てられたり、橋の下から拾われたり、数字を切り捨てたり「すてる・ひろう」を巡る様々な情景が登場しました。
あるものがすてられたりひろわれたりする中で、変化しつつ様々な場所に移動してゆく様が、環境や社会のサイクル、人生とも重なるように感じられ、ドキリとさせられる場面もありました。

次回は4月25日(木)、テーマは「宇宙」です。どうぞお楽しみに。

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