熊本市現代美術館　CAMK Blog

階段ギャラリーの展示替えをしました。熊本市立東町中学校美術部の生徒さん34名の作品展。「夏の清流」をテーマに、アクリル絵の具を使い、菊池渓谷の美しい自然を描きだしています。展示作業も生徒さん、全員で頑張りました。階段ギャラリーは、美術館入口正面の5階へ上る階段にあります。皆様のご来館をお待ちしています。

夏の清流
熊本市立東町中学校　美術部作品展
10月2日（木）−17日（金）

梅雨晴れの今日、熊本養護学校の農芸班のみなさんが「命の花壇」の植え替えに来てくださいました。お花はサルビア、ペチュニア、サンビタリア、インパチェンス、マリーゴールドです。赤・黄・緑と鮮やかな彩りを見せてくれる花々で、美術館の入り口はとっても明るくなりました美術館お越しの際はぜひ「命の花壇」で和んでくださいね。農芸班のみなさん、先生方ありがとうございました

当館のインターナショナル・アドバイザーのキム・ソンジョンさん（韓国国立芸術総合大学教授）をお迎えして、韓国の現代美術についてのお話いただきました。
ソウルのアート・ソンジュ・センターでキュレーターとして企画した数多くの現代美術の展覧会をご紹介下さりました。近年では大学で教鞭をとる傍ら、さまざまなスペースで、展覧会という形式にこだわらないアートのプロジェクトを展開され、そのダイナミックな活動を知ることができました。

井手宣通記念室、展示替えを行いました。
このたびの展示は、1950年代後半の作品群に焦点をあてております。
この時代の井手は、はじめてのヨーロッパ遊学を体験し、作風が変化する時をむかえます。パリの街並にあふれるクリーム色の壁や、水辺にある独特の情緒は、帰国後の井手の色彩に影響をあたえました。
パリのしっとりとした冬の景色と、出航の時を迎えた水辺のはつらつとした動きをお楽しみ下さい。

当館収蔵作品である井手宣通《瞬花開宴》が、来年の日展カレンダーに使用されます。
大きな花火のあがる夜空を描いた作品ですので、使用月はもちろん8月です。
ぜひチェックしてみてくださいね。
＊申し訳ありませんが、当館で販売はいたしません。くわしくは日展事務局までお問い合わせください。