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日英キュレーター研修 5月14日
5月14日
ニューカッスルで迎えた朝は快晴。街の中心部を流れるタイン川沿いには、美しいデザインの橋や建築物が並び、散歩やジョギングには最高で、そんな恵まれたロケーションの中を通勤する地元の方がうらやましく感じました。 さて、朝一番に訪問したのは、対岸のGateshead側にあるWorkPlace Gallery。元郵便局という建物を利用した内装はむき出しで、いわゆる整えられたホワイトキューブではありませんが、地元を中心とした若手アーティストの作品が多く展示されていました。また、作家の情報リストもかなり充実していて、単なる商業ギャラリーではなく、むしろニューカッスルから発信する同世代の作家たちを応援したいという意気が感じられるスペースでした。 |
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日英キュレーター交流プロジェクト 5月13日
5月13日
今日の訪問地のグラスゴーは、かつての繊維などの主な産業の衰退により失業者のあふれる街でしたが、1980年代に政府が重点的に美術館などへの設備投資やイベントを行った結果、見事に復興し、ヨーロッパを代表する文化都市になったことで知られています。 最初に、市内の画廊、The Modern Instituteを訪問し、ディレクターのToby Websterに話を伺いました。スペース内では、イギリスを代表する若手アーティスト、Jim Lumbyの見ごたえのある展示がおこなわれ、地方都市の画廊でもこれだけ充実した内容が見れることに感動したとともに、Tobyの素朴な、しかしグラスゴーのアーティストを応援していこうという真摯な姿勢に、とてもあたたかな気持ちになって、ギャラリーを後にしました。 |
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日英キュレーター交流プロジェクト 5月12日
5月12日
昨日の疲れも覚めやらぬ中、朝からブリティッシュ・カウンシルに向かい、British Art Show2010のキュレーター、Tom Mortonに作家のリサーチ内容や選定した作家の画像をみながら話を聞きました。ヘイワード・ギャラリーのキュレーターも兼ねる忙しさの中で、多くの作家をリサーチし、地道に話し合いを行うスタンスは見習うべきものがあります。 お昼の移動の合間に、ギャラリーを1、2軒はしご。中心部に画廊が集まっているとちょっとしたお得感があります! |
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日英キュレーター交流プロジェクト 5月11日
5月11日
プロジェクト2日目は、中心部からやや離れた住宅街にあるChisenhaleに伺い、ディレクターのPolly Stapleのレクチャーを受け、Melanie Gilliganのヘッドフォンとマルチ・スクリーンの映像作品をまずチェック。 展示室は、CAMKで言えば、ギャラリー兇鮠し狭くした程度。決して大きくないスペースですが、ターナー賞の選定メンバーを務め、「ディレクター(日本でいえば館長)だけど、資金集めも、ランプの交換も、なんでもかんでも自分でやってるのよー!」という気さくな雰囲気ながら、ロンドンのアート界で存在感を持つPollyのセレクトとあって、内容・クオリティも素晴らしいものでした。 中でも、個人的に注目したのは、立派なティーチャーズ・キットが展覧会ごとに準備されていること。エデュケーション専門のスタッフが毎回ホームページにアップして、過去のものもすべて見ることができます。当館でも、地域の先生方を対象に、年度始めのインフォメーション、オープニングに招待、展覧会の無料観覧などを行っていますが、近年の教育制度改革のあおりもあって、大きな効果が得られていないのが実情です。 |
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日英キュレーター交流プロジェクト 5月10日
**5月9日から18日にかけて、ブリティッシュ・カウンシル主催の日英キュレーター交流プロジェクトに、学芸員の坂本顕子が参加しています。現地からのレポートをお送りします***
5月10日 日英キュレーター交流プロジェクトとは、日本から8人のキュレーターが参加して、ロンドン、グラスゴー、ニューカッスル、ノッティンガムの美術館やアートスペースを訪ね、現地のキュレーターたちと交流するというプロジェクトです。 まず訪ねたのは、ブリティッシュ・カウンシルの本部。トラファルガー広場の脇にあり、入口ではバリー・フラナガンのウサギが迎えてくれます。ここでヴィジュアル・アーツセクションのRichardとEmmaにレクチャーを受けて、視察のスタートです。 一つ目の視察先は、テート・ブリテン。英国美術の総本山であるここでは、彫刻界の大巨匠ヘンリー・ムーア、動物の糞で聖母を描いたことでセンセーショナルな反響を呼んだアフリカ系アーティストのクリス・オフィリの回顧展が行われていました。 しかし、みっちりとしたスケジュールのため、展覧会は運動会並みのダッシュ!ランチは5分でサンドイッチを詰め込み!そのままオフィスで、シニア・キュレーター、Judith Nesbittのレクチャーを受けました。 |
