鉛筆のチカラ 木下晋・吉村芳生展 アーティストトーク
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「鉛筆のチカラ−木下晋・吉村芳生展」が開幕しました!
「鉛筆のチカラ−木下晋・吉村芳生展」が開幕しました!
本展では、画材としての鉛筆の魅力にとりつかれた2人の画家の作品を紹介しています。 会場を入ると、木下晋さんの作品が展示されています。モデルと対峙しながら描く木下さんの作品では、10Hから10Bの鉛筆が使われており、モノクロームでありながらも鉛筆が持つ色彩の豊かさに驚きます ![]() 吉村芳生さんの作品では、色鉛筆で鮮やかに描かれた≪ヒマワリ≫や≪コスモス 徳地に住んで見えてくるもの(色鉛筆で描く…)≫などが展示。 また、パリの新聞紙に自画像を描いた≪Self-Portraits 1000 in Paris≫は、680枚もの数を展示しており必見です! 緻密に描かれた木下さんと吉村さんの作品に、お客様も画面をじっと見つめる姿が見られました ![]() 「鉛筆のチカラ−木下晋・吉村芳生展」 会期:開催中〜2015年2月8日(日)まで。ぜひご来場ください! |
『鉛筆のチカラ−木下晋・吉村芳生展』の展示作業が始まりました!
12月6日(土)から開幕する「鉛筆のチカラ−木下晋・吉村芳生」展ですが、着々と展示作業が進んでいます!吉村芳生さんの新聞紙に描いたセルフポートレイト作品≪Self-Portraits 1000 in Paris≫から、本展覧会の綿密な展示作業の一部をご紹介します!
1日目、真っ白な壁には正確な基線が引かれ、作品運び込まれる前日の少し緊張感のある静けさが漂っていました。 2日目、やぐらに乗って、天井近くの一列目からスタートしました。 もくもくと作品を並べていくのですが、作品一枚一枚もまた作家の手作業のものなので、紙のサイズに違いがあることも。そこは全体を見ながらミリ単位で調節していきました。常に神経を研ぎ澄ませなければならない作業でしたが、半分の壁が作品で一杯になると、それだけで迫力満点の作品だと思いました ![]() 3日目は、前日の作業の筋肉痛が残りつつも、更に黙々と同じ作業を繰り返し行いました。ゴールに向かって展示チームの心は一つ。小さなズレもすぐに見つけて手直しをしながら進んでいきました。最後の一枚を貼り終えてみると、圧巻の作品です。 作品展示の背景には、入念な構成と魅せるためアイディアがたくさん詰まっています。 今回の展示では、美術館スタッフが約3000個の留め具を用意しするのに、手作業で両面テープを貼っていきました。作業中、セルフポートレイト(1000枚中680枚展示)が壁一面に並んだ時の迫力ある作品展示を想像してドキドキ・ワクワクしていました。 明日もまた展示作業は続きますが、一つ大作が出来上がったことは、大きな喜びとなりました。 皆さまぜひ会場で、鉛筆の筆致とその迫力をお楽しみください♪ |
