市中央区の新町・古町界隈は、昔ながらの町屋が数多く残り、今でも城下町の風情を感じることができる地区です。
それらの町屋の保存・活用に取り組んでいる「町屋研究会」の主催でこの夏、町屋のシンボルマークデザインのワークショップが開催されます。
このワークショップでは、10軒の町屋と新町・古町それぞれのシンボルマークを、熊大、崇城大、県立大のデザイン系の学生30人が3人1チームになって作成します。
デザインにあたっては、各大学の先生たちの指導を受けるほか、水戸岡鋭治さんからもアドバイスをいただく予定です。




5/24には第一回ワークショップとして、説明会や町屋見学などが行われました。
説明会の会場となったのは、古町にある明治10年築の「早川倉庫」。
壁も床も天井も、柱も梁も、全て木造の非常に雰囲気のある空間です…。







説明会の後は、三つのグループに分かれて約20軒の町屋を巡ります。
町屋研究会のメンバーの案内にしたがいながら、町屋によっては実際に建物の中に入って「うなぎの寝床」の奥まで見学させてもらいました。
学生さんたちももの珍しそうに写真を撮ったりメモを取ったり、興味津々です。
中には、敷地の中庭に池があり、そこをコイが泳いでいるというお宅も…!





二時間近い町歩きを終えて早川倉庫に戻ってきたら、次はおのおの担当する町屋を決めてチーム分けを行います。
そして崇城大の森野先生からマークデザインに関するショートレクチャーを受けた後、各チームに分かれて町屋のオーナーさんたちからお話を伺いました。
各町屋の建物としての特徴の他、「あのへんはもともとお菓子屋さんが並んでた区画で…」「あの建物は実は〜ごろまでは染物屋さんで…」といった、町屋の歴史的な由来も聴かせてもらいました。

この日に観た町屋の印象や聴かせてもらった話をもとに、これからそれぞれデザインのイメージを膨らませていきます。
シンボルマークは8月に完成し、それぞれの町屋のマークは、10月に開催される町屋スタンプラリーの際にも使用される予定です。
いったいどのようなデザインが提案されるのか、楽しみに待ちたいと思います!

| 水戸岡鋭治展 | 05:47 PM | comments (x) | trackback (x) |