天野喜孝さんによるアーティストトークを開催しました。
司会は桜井館長が行い、200名の観客とともに和やかなムードでトークが進みました。


デビュー当初から現在にいたるまでの画業については、初期のキャラクターデザインから、自由に描いてきた近作・最新作まで、一貫して自然に自分のなかから出てきた「かたち」を描いたものであると、今回の展覧会で作品を振り返って改めて感じましたとの天野さんの一言が印象的でした。


また、パリのアトリエは、今すぐのことではなく、5年後こういう仕事をしよう、10年後は何をしようかと考える場でもあり、その時のアイデアや思いをもって日本で仕事をしています、というお話がありました。海外での研修先、出張先で、同じ思いを抱いたことがある方もいらっしゃるかもしれないと思いながらお話を聞きました。

会の終了時には、じゃんけん大会を急きょサプライズイベントとして開催しました。天野さんとじゃんけんして勝ち進んだ方は、カタログにサインしていただけるというサプライズ!天野さんのご厚意からのイベントでした。


アンケートには、「作品の見方が変わる機会となりました」などというご意見が寄せられました。

| 天野喜孝展 想像を超えた世界 | 05:19 PM | comments (x) | trackback (x) |