第141回 詩の朗読会
飛び入り3名を含む14名の方に詩をご披露いただきました。
戦後70年、高校野球100年と節目の年を迎えた2015年8月のテーマは「メッセージ」です。フィリピンでの激戦を乗り越えた父を「92才の少年兵」と表現して戦争と介護を絡めて詩にされた方、水俣の海に消えていった数しれない魚を「魚霊(ぎょれい)」と表現された方などがいらっしゃいました。戦争・水俣病・フクシマなどの現代日本の抱える環境・政治問題に強いメッセージをこめた作品が多くありました。 参加者の皆さんはご自身のメッセージをより効果的に伝えるために、「読み方(伝え方)」に心をくだいており、時にやさしげにまた時に感情をこめないで読んだり、声に強弱をつけたり、クライマックスにむけてスピードをつけていくなど様々な工夫をされているのが印象的でした。 次回は、9月17日(木)に開催します、テーマは「缶詰」です。 ※開催中の「ポップ・アート」展にも展示されているアンディー・ウォーホルの「キャンベルスープ」からの題材となっています。 |