「美術と美術館をめぐる大切なこと −あるいは、アジア美術の愛し方」と題して、九州大学大学院教授の後小路雅弘さんによる講演会が行なわれました。
 福岡市美術館学芸員時代以来、ずっとアジア美術に関わり続けた経験をもとにしたお話はとても興味深かったです。欧米の美術より知名度も低く軽視されがちだったアジア美術の側から視点だからこそ、見えてくることの数々。注目されていなかったものを取り上げていくことも、美術館の使命ではないか、というお話もありました。
 東と西の出会いは高級なもののなかではなく、お土産的なもの、「美術」という枠組みから外れているものにこそ、あらわれてくる、というお話になるほど、と思ったり、楽しい時間を過ごせました。

| メモリア  | 05:41 PM | comments (x) | trackback (x) |