ストリート・アートプレックスの一年間の集大成である音楽イベント、エクストラヴァガンザ2009。当館でも協働事業として、オランダを拠点に活動する即興音楽ユニット「Floating Worlds」の演奏と、ショパンの命日を記念して「ショパンメモリアルコンサート」をお贈りしました。
Floating Worldsは、今年日蘭交流400年を記念して、この熊本からツアーをスタートさせます。このユニット名には、「浮世」とか「浮遊する世界」という意味があるのだそう。サックス、クラリネット、ヴィオラといった西洋楽器と、尺八と箏といった和楽器、それぞれの音が折り重なって響き、新鮮な驚きにみちたひとときとなりました。


そして、今年でショパン没後160年を記念して行われた「Great Composer Memorial ショパン」。今回は小学6年生から、プロの齊藤美紀さんまで、ショパンを愛するピアニストに名曲の数々を演奏していただきました。齊藤美紀さんの演奏中、当館の天井に設置されている現代美術作品、ジェームス・タレルの「Milk Run Sky 2002」の色が変わりだしてクライマックスを演出し、現代美術とピアノのコラボレーションが実現。当館ならではのコンサートになりました。

| ミュージック・ウェーブ | 08:20 PM | comments (x) | trackback (x) |