第27回熊本アートパレード 審査員講演会
八谷和彦さんによる審査員講演会を開催しました。
前半は八谷さんの今までの活動について、後半はアートパレード出品者の方々に向けてより良い作品づくりの提案をお話いただきました。 井手記念室で展示中の《メーヴェ1/2》をはじめとする「open skyプロジェクト」の試作・飛行実験の様子など動画をまじえながら説明されたほか、《ポストペット》や《視覚交換マシン》などの作品についても語っていただきました。 その後、マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」になぞらえた「弓と矢のレッスン」と題して、大学でも教鞭をとっている八谷さんから質の高い作品をつくる提案がされました。作者(スタンド使い)が作品(スタンド)をうまく使うには?という導入部分からはじまり、モチーフ・技法・コンテキストに作品を分解することで作品の背後にある考えや興味を伝える工夫ができることなど、すぐにでも実践できる方法論を伝えてくださいました。 また講演会に先立ち、展覧会場にて八谷さん自ら出品作品の講評もおこないました。八谷さんが作品の感想を述べたり、会場にいらっしゃった出品者の方にアドバイスをするなど、一つ一つの作品に丁寧な講評をしていただきました。 |
12月ワークショップ「ハンドメイドの指あみマフラー」
12月の街なか子育てひろばのワークショップは、色とりどりの毛糸であたたかいマフラーを編みました。
道具は、毛糸と手袋だけ。ワークショップでは、編み棒を使わずに指で毛糸を編んでいきました。 30分ほどで、マフラーの形になり始め、1時間もかからずに完成しました。 お母さんたちがマフラーを編みながら、子どもたちは、オーナメントを作りました。シールを使って、皆上手に折り紙のクリスマスツリーに飾り付けができたようです。 ![]() 同じ編み方でも毛糸種類によって、色んなバリエーションのマフラーになります。指編みでお花の髪飾りも出来ました♪ ![]() ![]() 早速、お子さんにマフラーを巻いてあげるお母さんの姿。お子さんにとってもお似合いでした♪寒いお外もマフラーであたたかですね ![]() ![]() |
月曜ロードショー「遺体 明日への十日間」
シリーズ第651回
「遺体 明日への十日間」2013年/日本映画/105分 |
第27回熊本市民美術展熊本アートパレードの受付・審査が行われました!
今年もアートパレードの作品受付が始まりました。12・13日の2日間で集まった作品の総数はなんと約270点!
第27回のテーマは『なんて最高な日だ!(What a lovely day!)』。審査員は、井手宣通記念室にて展示中の「メーヴェ1/2」の制作者もある発明系アーティスト八谷和彦さん。機能性を備えた装置型の作品を数多くつくられています。 ![]() 17時に受付を終了した会場では、さっそく審査が開始されました。ずらりと並んだ力作を前に、八谷さんは1点1点じっくりと審査されていました。 ![]() 今年のアートパレード大賞に輝くのは、いったいどんな作品なのでしょう!みなさまこうご期待です☆ |
CAMKアートプログラム「ビニールであそぼう」@西原小
アーティストの今田淳子さんによるワークショップ「ビニールであそぼう」を熊本市立西原小学校で実施しました。
今日をとっても楽しみにしていた子どもたち、たくさんビニール袋を用意して待っていてくれました。 今回は、身近にあるビニールという素材を知りながら、造形の可能性を探っていきます。 今田さんから、ビニールでつくった服や、「ひっかく、穴あけ、切る、つなげる」など工夫の例の紹介があると、さっそくそれぞれに手を動かしていきます。 細かくちぎってみたり、穴をあけて腕を通して着てみたり、色の違うビニールを編んで組みひもにしたり、袋の口を持ってくるくる回りながら空気を入れて膨らませたり、色んなバリエーションを生み出しました。 それぞれ作るだけでなく、みんなで協力して大きなものも作りました。 つなげていったものに空気を入れてみると、大きなヘビみたいなかたちに! 最後には自分たちで工夫してつくったコスチュームの仕上げです。 自分のつくったものを着たまま、給食の待つ校舎へ戻ってしまうくらい楽しめたようでした。 「こういうものがつくりたい!」という気持ちをもった子たちが、素材に向き合うと、色々な工夫が生まれてくる様子が印象的でした。 |

