このワークショップでは、サイアノタイプ(ブループリント、青写真)、フォトグラムと呼ばれる古い写真の技法を使って、ポストカードやコースターを制作しました。
まずは、科学の実験のように薬品を混ぜ合わせて感光液を作り、紙に塗るというデモンストレーションで感光紙の作り方を見学。感光紙に直接物を置いて感光させるフォトグラムでは、葉っぱや切り絵、ビーズ、文房具などを使ってデザインを考えます。デザインが決まったら、焼付機にセットしてブラックライトの光で焼付→水洗で現像が完了です。焼付後の灰色がかった紫色が、水の中でサイアノタイプの特徴である鮮やかな紺色に変わっていくのを見て、参加者の方から歓声が…
太陽の光でも焼き付けることができるこのサイアノタイプ、この日はあいにくの曇り空でしたが、光に当てる時間を延ばして外でも挑戦。紫外線で徐々に感光していく様子を目で確認して、「光で焼き付ける」という写真の原理を実感しました

最後は完成したポストカードと一緒に記念撮影笑顔あふれる楽しいワークショップとなりました。

| 古屋誠一 メモワール.展 | 07:03 PM | comments (x) | trackback (x) |

両展企画学芸員の冨澤が、両展の開催までの経緯と、出品作家と作品について紹介しました。
古屋展は東京都写真美術館との共催展、サイコアナリシス展はトーキョーワンダーサイトとの共催展でしたが、両展を同時的に当館で開催することによって、(古屋さんは30年来オーストリア在住の写真家ですので)、オーストリアの「今」をリアルにより深く体感できる展示室内になっていることに冒頭でふれました。続いてオーストリア、グラーツの古屋さんご自宅周辺風景を紹介し、作品制作の現場が相当に生活空間内に密着しているという彼独自のスタイルについて提示しました。また、これまでの作品集すべてから、改めて「古屋さんご自身が写りこんでいる作品」をピックアップし、年代順に俯瞰してみることで、代表作「メモワール」に常に登場する彼の妻クリスティーネとの関係性がそれぞれどのように映りこんでいるかを、会場で観客の方々とともに確認しました。

| 古屋誠一 メモワール.展 | 06:05 PM | comments (x) | trackback (x) |



| 古屋誠一 メモワール.展 | 06:56 PM | comments (x) | trackback (x) |