第143回詩の朗読会
第143回詩の朗読会を行いました。ただいま開催中の『STANCE orDISTANCE?』展にちなみ、今回のテーマは「見えるもの・見えないもの」。
テーマに合わせて、7名の参加者それぞれが力作を披露してくださいました。 発表された詩の一つに、「ケーキが好き」という言葉で、好きなケーキの種類や味の感覚を、まるで今ここに存在するかのように感じられる。好きであるという感覚を共有できるといった内容の詩がありました。 文字である詩を、言葉にすることで、受け手はその世界の中に飛び込むことができる。 朗読されることで、慣れ親しんだ言葉でさえ一つの詩となるような気がしました。 (参加人数7名) ![]() |
10月のワークショップ「親子でアートを体験しよう」
熊本在住の現代美術家・今田淳子さんを講師にお招きし、「親子でアートを体験しよう」を開催しました。
明るい語り口の今田さんは、子どもにとって「遊ぶこと=生きること」とお母さんや子ども達に語りかけ、自宅でも簡単に手に入るA3サイズのコピー用紙を使って、アート体験を行いました。 最初は紙を大きくびりびり破ったり、小さく桜吹雪のようにちぎったり、細長くちぎったりと指のちから加減で、色んな形に変化していくのを楽しみます。また、紙をゆらゆらと振ったり、激しくふりまわしたりと、手に違った感触が感じてもらう動きもありました。最後に、水で紙を濡らして破っていきます。水を使うと、紙が重くなったり厚みが増したりと、また違った楽しみ方ができました。1枚の紙で無限の遊び方があることを、子ども達と一つ一つ確かめながら、アート体験を進めていきました。 普段おうちでは床一面に破った紙を広げることは出来ないことなので、子どもたちもおおはしゃぎで走り回っていましたが、アート体験の後にはお子さんたちも掃除を手伝ってくれ、部屋はあっという間に綺麗になりました。 |