今回のテーマは「地震」。7名が詩作を発表しました。

熊本地震より1年と半年が経ち、
「少しだけ心にゆとりが…」、「少しだけ客観性を持って…」
と語りながら詩作を発表される方、
また、「今のほうが少し心が重い…」、「手の付けられていないところが気になる…」などと語る方、それぞれの日常がほのかに感じられました。

詩作には、「孤独」「家族の集合」「日常を取り戻す」「更地」
など、震災後にリアルに見た・感じたキーワードが浮かび上がっていました。
震災の瞬間に聞いた音「ガシャーン」「バリーン」を読み込んだ作品もありました。
また、時間の経過と未来への希望を象徴する、草花の芽吹きや実りが詩作の最後に
ふれられる作品もいくつかありました。

また、様々な詩人の地震(もしくは地震から感じたことに通じる)の詩を読む、
という特集企画コーナーもありました。
まどみちお、和合亮一、白石かずこ、金子みすゞなどの作品が紹介されました。
「体の冷え」「かろうじてある命」など、震災直後の体験を思い出す、心に響く言葉がありました。

次回は11月25日(土)17時−開催です。
テーマは「未来」。
ぜひ皆様足をお運びください。

| ホームギャラリー | 06:11 PM | comments (x) | trackback (x) |

CAMK読みがたりとは、絵本や紙芝居の読み聞かせをはじめ、みんなで手遊びをしたり、歌ったりするお子さん向けの楽しいイベントです。
当館の読みがたりボランティアさんが毎月のテーマとプログラムを決め、日々練習に励まれています。

今月のテーマは「ハロウィン」。

ハロウィンでイメージするものといえば、おばけや魔女、ドラキュラなど、少し怖いものばかりですが、ペープサート「くいしんぼうのおばけのこ」に出てくるおばけは、普段思い浮かべるこわ〜いおばけとはちょっと違うみたい。
なぜなら、チョコレートやお野菜、酸っぱい梅干しだってぱくぱく食べてしまうのです!



最初はおばけを怖がっていた子どもたちも、これには「わはは!」とお腹を抱えて大笑い。

そのほかにも、パーティーを楽しむあまり食べたものの色に変わってしまうおばけたちを描いた絵本や、おみやげを持っておばけがいっぱい住むマンションを訪ねるパネルシアターがあり、会場はまるでハロウィン当日のような賑わいをみせていました。



★次回開催のお知らせ★
テーマ:「みのりの秋」
日時:2017年11月18日(土)11:30−12:00
場所:ホームギャラリー
対象:小学校低学年まで
どうぞお楽しみに♪

| CAMKEES(ボランティア) | 11:30 AM | comments (x) | trackback (x) |

今月のワークショップは、現在開催中の「誉のくまもと展」の出品作家の1人である今田淳子さんを講師にお迎えして、親子でかたちあそびを行いました。



今日のテーマは「まるであそぼう」。
最初に今田さんから、丸という形のもつ美しさ、不思議さについてレクチャーがありました。お腹に赤ちゃんのいるお母さんの写真をスクリーンで見ながら、今田さんが「まるは、すべてのもののはじまりの形なんだよ」と言うと、早く遊びたいなぁ…ともじもじしていた子どもたちも一様にハッとした表情になり、会場は神秘的な空気に包まれました。

さて、身近に「まる」を感じられるものは色々ありますが、今回のワークショップに使ったものは「紙皿」。
指でなでたり、太鼓のように叩いたりして、指の感触や出る音の違いを楽しみます。
さらに、紙皿にハサミで切り込みを入れて手足をつけると、楽しい動物たちの誕生です♪カニやてんとう虫、ヘビなど、よく知られている動物たちが次々と誕生する中、空想でカラフルな生き物を生み出した子もいて、改めて子どもたちの想像力の豊かさに驚かされました。





| 街なか子育てひろば | 11:00 AM | comments (x) | trackback (x) |

シリーズ第741回

カミハテ商店 2012年/日本映画/104分

※日本語字幕付き

※2回目の上映は、17:00〜@ホームギャラリーです。

| 月曜ロードショー | 02:00 PM | comments (x) | trackback (x) |


Street Art-Plex Kumamotoの一年間の集大成である「エクストラヴァガンザ2017」が今年も開催され、中心市街地8箇所でさまざまなジャンルのパフォーマンスが行われました。
美術館では2組が出演しました。


日本フィルハーモニーの皆さんによる弦楽四重奏では、熊本の民謡「五木の子守唄」や「おてもやん」の他、「ひばり」「カノン」など親しみのある曲目を演奏されました。「ラデツキー行進曲」では、音楽と観客のみなさんの手拍子とが合わさって、会場中が一体感に包まれました。


また、原田伸雄さんと黒岩俊哉さんによる『光と闇の音(ね)』では、映像と身体とが一体となった圧倒的なパフォーマンスに、会場は静謐で不思議な空間へと様変わりしました。

| ミュージック・ウェーブ | 05:40 PM | comments (x) | trackback (x) |
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