毎月第4木曜日のお約束、詩の朗読会。
当館でコレクション展が始まったことにちなんで、今回のテーマは「コレクション」です。
今日は7名と飛び入り参加の4名、合わせて11名の方に詩を詠んでいただきました。



素敵な名前のついた色鉛筆を集めたというご自身の経験から、色のコレクションについての詩を作ってくださった方。自分のコレクションは言葉だとお話ししてくださった方。「初恋」や「思い出」など、記憶がコレクションだという方もいらっしゃいました。
さらには、自分の画集や好きな絵画についての詩を作ってこられた方もいて、美術館で行われる朗読会ならではの光景がみられました。

次回のテーマは「鳥」です。どうぞお楽しみに!

| ホームギャラリー | 06:00 PM | comments (x) | trackback (x) |

熊本市立麻生田小学校で小学6年生と保護者の方とともにワークショップを行いました。



今回のワークショップはアーティスト、レインボー岡山さんによる「親子で虹色大作戦」。事前にどんな虹をつくりたいか描いてもらい、そのアイディアからレインボー岡山さんがピックアップして考えた今回のプランを説明。体育館の空中には既に前日の準備で保護者の方とともに取り付けたスズランテープがレインボーに輝いています。

まずは虹色7色のチームに分かれ、床に描かれた魚を画用紙でレインボーにしていきます。そして上から垂らされたスズランテープを魚の輪郭に沿って引っ張り、そこに風船を膨らまして取り付けます。みんな張り切って膨らますせいか、パンパン割れてしまいます。





最後にエッグライトを魚の輪郭に置き、みんなでステージに上がります。

カウントダウンをして電気を落とすと……夜のレインボー!そして徐々に光が差し込んで昼のレインボーに。どちらもとてもきれいなで光景でした。





ワークショップは大成功!レインボー岡山さんとハイタッチして楽しく終了しました。

| ワークショップ | 04:24 PM | comments (x) | trackback (x) |

熊本在住の現代美術家今田淳子さんによる肥後六花プロジェクト「HIGO-ROCK! HIGO-ROCCA!」の第5弾、肥後椿の公開を開始いたします。

この作品には、今春に一般公募して市民の皆様にご寄贈いただきました古着物が素材の一部として使用されております。(現在は募集は終了しています)


大輪の肥後椿がぽたりと地面に落ちたような優雅な作品です。
カメリアは、ココ・シャネルも魅了された花、西洋で今も愛されています。


今回の作品には素材に木材も使用されており、表面に刻まれた彫りの表情も魅力的です。

本作には、作家より作品鑑賞にあたってさらに想像が広がるような詩が寄せられました
 (会期中無料配布)、作品を見ながらご一読いただけますと幸いです。

展示期間:2017年2月22日(水)〜3月20日(月祝)
展示場所:当館フリースペース内、アートスカイギャラリー手前

| ようこそCAMKへ! | 08:23 PM | comments (x) | trackback (x) |

シリーズ第707回

「クリーン」2004年/フランス=イギリス=カナダ映画/111分

※2回目の上映は、17:00〜@ホームギャラリーです

| 月曜ロードショー | 02:00 PM | comments (x) | trackback (x) |

当館が開館して以来5回目の開催となるCAMKコレクション展が18日より始まりました。

今日は、この展覧会の企画担当である学芸員・冨澤が進行役となって、コレクション展のみどころを解説するギャラリートークが開催されました。



今回のコレクション展は主に3つのコーナーで構成されていて、作品の配置にも工夫があるそうです。

たとえば、天野喜孝《花天》と中島千波《桜》を並べたのは、ほぼ同年代の現代作家である彼らの表現の違いを見比べてみてほしいという意図があるとのこと。
また、菊畑茂久馬《天河16》と松本寛庸の作品群を向い合わせに配置したのは、「宇宙」という同じテーマを扱った作品を並べて、惑星のエネルギーを感じられる空間をつくり出したのだそうです。
さらに、3体の生人形が展示されたコーナーには、篠山紀信の撮影による今をときめく歌舞伎役者の写真が人形を取り囲むように並べられています。
これらを同じ空間の中で見比べることで「生人形がさかんに造られていた時代も、現代も“かっこいい”という要素は歌舞伎にあることがわかる」という考察には、参加者のみなさんも深く頷いていらっしゃいました。

| CAMKコレクションvol.5 くまもとのお宝展 | 03:00 PM | comments (x) | trackback (x) |
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