今年の現代美術館会場では、「火星接近Duo」と「大沼由紀Flamenco」の2組が出演しました。

火星が地球に一番地近づいた年を名前の由来にした「火星接近Duo」は、ピアノとバスフルートのフリージャズユニットです。綺麗な音色と、楽器に息を吹き込む音や、音の震えが静かな会場に響きました。また、かくれんぼのような「もういいかい?まーだだよ。」という言葉を繰り返した曲もあり、メロディが会話をしているような幻想的な雰囲気にお客様も引き込まれていました。軽快なリズムの曲では、踊るような演奏姿から楽しさが伝わってきました!


2組目の「大沼由紀Flamenco」は、カンテ(歌)、ギター、2名のバイレ(踊り)によるグループ。ギターソロを含んだ4曲を披露しました。
床をリズムよく踏み鳴らしながら、しなやかに踊る姿と、歌とギターの演奏が一体になっていました。たくさんのお客様が来場され、見とれてしまうような情熱的でかっこいいパフォーマンスに会場が熱気に包まれました。


| ミュージック・ウェーブ | 09:38 PM | comments (x) | trackback (x) |

今年のGreat Composer Memorial シリーズ『フレデリック・ショパン』は、熊本在住の小さなピアニストの皆さんと、ゲストにピアニストの正源司有加さん、三舩優子さんをお招きしました。国内外で活躍されている三舩優子さんは、今回サプライズ出演としてコンサートの始まりを「練習曲ハ短調 op.10-12 エチュード「革命」」「ノクターン 第20番 嬰ハ短調「遺作」」で飾って下さいました。

美しいノクターンの後には、小学3年生から中学3年生までの子どもたちの演奏がありました♪演奏者の紹介に、今回のピアノの練習で難しかった所や練習時間、将来の夢の話も。それぞれがショパンへの思いを込めて演奏しました。
 
ゲストの正源司有加さんは、2年ぶりに熊本市現代美術館での演奏となりました。
今回は、「ノクターン 第8番 変二長調 op.27-2」「3つのマズルカ op.59より第3番 嬰ヘ短調」「舟歌 嬰ヘ長調 op.60」の3曲を披露され、会場よりたくさんの拍手が送られました。
ショパンの曲が幅広い世代に愛されていることを改めて感じるコンサートとなりました。


| ミュージック・ウェーブ | 06:40 PM | comments (x) | trackback (x) |

10月の読みがたりは「どうぶつ」をテーマに、絵本やシフォン遊び、手袋人形などをお届けしました。
『とんとんトンネル』では、「とんとんトンネルくぐったら〜♪」と歌いながら、カニからネコやタコに変わっていく手遊び。子どもたちもポーズをとりながらネコでは「にゃお」タコでは「にゅるん」と楽しく声に出していました。

絵本『なが〜いおはなのブタくん』は、昔々、ゾウのように長い鼻を持っていた「ブタくん」が、くしゅくしゅの短い鼻になってしまった理由が描かれたお話。この絵本は、ページをめくる度に動物たちの鼻や口ばしが立体的に出てくる飛び出す絵本でした!終わりには、絵本からはみ出すほどの大きなブタくんの顔が飛びだし、釘づけになりました

他にも、白、黒、三毛のネコたちが登場する紙しばい『三びきのねこ』や、いろんな生き物に大きくなったら何になるのかを聞くイヌが登場する絵本『それはすごいなりっぱだね』をご紹介しました。



★次回開催のお知らせ★
テーマ:「みのりの秋」
日時:2015年11月21日(土)11:30−12:00
場所:当館アートスカイギャラリー
対象:小学校低学年まで
次回もお楽しみに☆

| CAMKEES(ボランティア) | 11:30 AM | comments (x) | trackback (x) |