井上雄彦 最後のマンガ展 重版〈熊本版〉第3回目の講演者は、島田美術館館長の島田真祐さんでした。

島田館長と当館とは、生人形が結ぶ切っても切れない縁を結んでおり、今回、宮本武蔵ということで、さらに縁が深まってきていることをしみじみと感じております。

さて、講演会ですが、ちらしに掲載された「宮本武蔵と熊本」から、改題され、「武蔵・どうしてそんなに男前?−肖像の変遷」として講演されました。
講演内容変更の理由のひとつとして、マンガの展覧会ですから、より一層ビジュアルにこだわったお話のほうが、井上さんの描いた武蔵しか知らない方々も、興味の幅が拡がるかもしれません、とお話くださいました。

島田美術館蔵の武蔵の肖像が、五輪書の「水の巻」でのテキストによる描写に忠実なことや(額にはしわを寄せず、眉間はしわを寄せ、など興味深い描写)、「武州伝来記」にある武蔵の髪型(総髪、つまり月代を剃っていない)というところからも、武蔵死後、ある程度経ってからであっても、実在した武蔵にかなり近い描写である可能性が高い、という島田館長の見解が紹介されました。
続いて、島田美術館の館蔵品の浮世絵を参照しながら、江戸時代の娯楽としての歌舞伎のなかに、勧善懲悪の、仇打ち助っ人として宮本武蔵が登場し、その際には、いわゆる宮本武蔵的な特徴は取り除かれ、いわゆる美男子へと変身したこと(一方佐々木小次郎は悪人顔)が述べられました。
吉川英治にいたっては、新聞小説の挿絵において、ふたたび武蔵は総髪にもどるものの、整った顔として表現され、悪人顔へ変身していた小次郎は、改めて武蔵と変わらぬ整った顔立ちにふたたび変身し、井上さんのバガボンドに引き継がれているという展開でした。

詳しい内容に関しては、当館発行予定の報告書に再録される予定です。お楽しみに。

| 井上雄彦展 | 07:43 PM | comments (x) | trackback (x) |

「井上雄彦 最後のマンガ展 重版〈熊本版〉」、ゴールデンウィーク中は、連日の当日券の売り切れなどにより、遠方からいらした方もご覧いただけず、残念な思いをさせてしまい、お客様にご迷惑をおかけいたしました。

本展は「バガボンド」の延長上にある一篇の物語を、マンガとして体験していただく内容になっております。 展覧会開催にあたり、井上さんともご相談し、お客様に快適にご鑑賞いただくための、会場内の環境づくりを最優先することが、とても重要であると考えています。

そのため、入場するお客様の人数を制限させていただいております。会場が混み合っている場合は、列にならんでいただき、入場までお待ちいただくこともあります。

当日券が早い時間に売切れになってしまうこともございますので、事前にチケットぴあでの予約チケット購入をご利用ください。

店頭では、チケットぴあのお店、ファミリーマート、サークルK・サンクス
インターネットでは、http://pia.jp/t
お電話では、0570−02−9999

でご購入いただけます。

ご来館いただいた、ひとりでも多くのお客様に、心からご満足いただけますよう、スタッフ一同精進してまいりますので、今後ともご指導ご鞭撻の程、どうぞよろしくお願いいたします。

| 井上雄彦展 | 11:49 AM | comments (x) | trackback (x) |

シリーズ320回目。
トムとジュリー ワイルド・スピード(2005年/アメリカ映画/75分)

Tom and Jurry“ The Fast and the furry”(2005/America/75min)

| 月曜ロードショー | 08:40 PM | comments (x) | trackback (x) |


開催中の展覧会「井上雄彦 最後のマンガ展 重版[熊本版]」で館内がにぎわう中、美術館5階のアートロフトにて、田島涼子さんと、その門下生バイオレッツのみなさんによる、琴の五重奏のコンサートを開催しました。田島先生は、世界中の学校を回って、親善公演を数多く行ってきた中で、世界中の子供たちが自分の国の楽器で演奏をしてくれました。日本でも、もっと多くの人が日本の楽器を弾いてほしいと願っています。とおっしゃっていました。古典的な曲にとらわれず、映画音楽やビートルズなど、こんな曲もお琴で弾けるんだと琴に親しみを感じることのできるとても楽しいひとときになりました!

| ミュージック・ウェーブ | 04:46 PM | comments (x) | trackback (x) |

シリーズ319回目。
ナイン・シガレッツ(2003年/メキシコ映画/90分)

Nicotina(2003/Mexico/90min)

| 月曜ロードショー | 08:38 PM | comments (x) | trackback (x) |
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