熊本版文化的処方Cultural Prescribing

文化芸術の持つ力を用いることで、個人の心が豊かになったり、
他者とつながって望まない孤立・孤独を予防・解消するなど、
一人ひとりがいきいきと暮らせるようになる。
そのきっかけを処方する。

GⅢ-Vol.164熊本地震と文化的処方

-私の心が動きはじめるとき-

私たちは日常にあるアートとの出会いをきっかけに、一人ひとりのウェルビーイングが高まる社会をめざしています。

「文化的処方」ってなんでしょう?

私たちは、心身に不調を感じたり怪我をしたりしたとき、病院や薬局でそれぞれの症状に合う薬を処方してもらったり、運動療法を施してもらったりすることによって元気や健康を取り戻します。
一方で、アートに出会うことによって感じるワクワクやドキドキ、なんだろう、どうしてだろうという言葉にならない気持ちや感情を持つことで、私たちの心がストレッチするように動き、柔軟になる作用があります。

文化的処方」とは、東京藝術大学が推進している社会的な取組で、誰もが生涯を通じて自分らしくいられる「居場所」と「出番」をもち続け、幸福で健康的な生活を送れる共生社会を目指して、各地で研究や実践が始まっています。
熊本市でも、文化を処方する仕組づくりや、実践のためのワークショップ等を計画していきます。ぜひお気軽にお申し込み・ご参加ください。

「熊本版文化的処方」をはじめます!

2025年、東京藝術大学と熊本市、熊本大学は、それぞれ連携協定を結びました。そして4月には、公益財団法人熊本市美術文化振興財団(熊本市現代美術館の指定管理者)の中に文化的処方推進室が設置され、四者が連携して「熊本版文化的処方」の研究・開発を進めています。

メンバー

  • 東京藝術大学(ART共創拠点)

  • 熊本市文化政策課

  • 熊本市美術文化振興財団(文化的処方推進室)

    岩崎千夏/松成正浩/田中一平(兼)

  • 熊本大学(文化的処方チーム)

    宮尾千加子/松永拓己/田中尚人/髙崎文子/田中一平/古庄宏光/田原実

「熊本版文化的処方」がめざすもの

「熊本版文化的処方」は、アートを介して誰かとの緩やかな繋がりやコミュニケーションを獲得し、新たな価値や関係を生み出すものです。
また、アートを介してそれまで意識してこなかった、モノ・コト・ヒトが持つ多様性や奥深さといった価値に気づき、それらをワクワクしたりモヤモヤしたりしながら楽しめるようになることによって、一人ひとりの市民が自らのウェルビーイングを高め、社会的には寛容性や包摂性の高いまちをめざします。

文化的処方」をはじめとする、関連するキーワードの解説をまとめています。興味のある方はぜひチェックしてみてください。

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