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美術館の日常のあれこれをお伝えします。

【報告】文化を処方するシリーズVol.6 くまもと ゆかるトークPart.3を開催しました。

2026.07.22 , ,

7月22日(水)の18時から、3回目のくまもと ゆかるトークを開催しました。

昨年から始まったゆかるトークは、熊本出身のアーティスト 古川実季(ふるかわ・みき)さんが聞き手となり、熊本にゆかりのあるアーティストや表現者をゲストに迎え、作品や活動のこと、熊本とのつながりについてオンラインでお話を聞く、気軽なトークイベントです。

今回のゲストは川上加鈴(かわかみ・かりん)さん。古川さんとは高校時代の同級生で、ミキティ、ミカリンと呼び合う仲。崇城大学の日本画コースを卒業後、熊本の中学校で美術教師をしながら制作を続けているそうです。

鮮やかな色彩で果物や人物を描く川上さん。日本画の顔料のつぶの大きさの違いが面白い、スイカが好き、男性か女性か判らない人物を描きたいなど、おっとりして見えるけれど、なかなか好奇心旺盛な様子。

他県のアーティストは買った水を使って絵を描いていて、きれいな色が出るのは、きれいな水を使っているからではないかと言われたことなど、熊本人としては、ちょっと嬉しくなるようなエピソードも話してくれました。

また、ヘアコンテストのモデルを4年ほどやっていたときに、他のモデル達が見たこともない髪型をしているのに、とてもその人らしいと感じられて、その時の経験が、今のユニセックスな人物描写に繋がっていることなど、今の画風に至るきっかけなども聞かせていただきました。

教員としては、中学校くらいになると、美術への苦手意識が強い子や、手で隠して描く子なども出てくる。でもそういう子ほど、実は素敵な絵を描くので、自分の表現するものに自信を持てるようになれば良い。表現は人と繋がるきっかけだと考えているので、これからも中学校で教えながら制作を続けていきたいという川上さん。色々なことに素直にワクワクしながら表現活動を続けている先生に触発されて、生きていくことと表現活動を楽しめる子ども達が増えていくのではないか、そんな温かい期待と確信が持てた1時間でした。(6名)

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