Art Gamadas・記録集Art Gamadas・Journal
熊本市現代美術館の活動報告です。
展覧会や関連イベントの記録などを掲載しています。
記録集
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ご用聞き0号 熊本市現代美術館の館長が市役所にご用聞きに行く理由
市民の困りごとは市役所にある。2021年6月、熊本市現代美術館の館長となった日比野克彦館長は、そう言って、市役所の色々な課のモヤモヤを聞き取り始めました。アートがもつ「人の心を動かす力」は、市民の困りごとや市役所のモヤモヤのお役に立てるのか。とりあえず始めてみたご用聞きについて、一度立ち止まって考えてみました。
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熊本市職員向け研修プログラム Diversity on the Arts Project プログラム実践演習記録集
想い出ファッション ― 個としての公務員 ―東京藝術大学の社会人履修プログラムDiversity on the Arts Project、通称DOOR。2023年から、熊本市職員研修としてオリジナルプログラムを行っています。この記録集は、その中の実践演習を記録し、冊子にしたものです。自分の思い出がつまった服について語り、表現するという行為が、「市役所職員」という名前ではとても括りきれない個性豊かな20名の物語となって立ち上ってきました。
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「段々降りてゆく」展における外山恒一展示検討の記録
「段々降りてゆく――九州の地に根を張る7 組の表現者」展は、2021年に熊本市現代美術館で開催したグループ展です。展覧会担当者は、本展の企画段階において「自らの生きる環境に根差した問題意識を持ち、主体的な活動を行う同時代の表現者」として、8組の表現者を選出していました。しかし当館は、そのうちの一名であった「政治活動家」の外山恒一氏について、約半年にわたる美術館内での検討の末、出展を見送りました。
当館では、これからの公立美術館の展覧会のために、この検討経緯についてまとめ、記録集を制作しました。公立美術館における展覧会の意味とは何か、そのための説明責任や意識の共有などの重要性について考える際のヒントとなれば幸いです。 -

熊本地震記録集「地震のあとで」
熊本地震の発生から再開館、そして2018年に至るまでの経緯をまとめた記録集です。
この記録集を通し、市民の皆様や美術館スタッフだけではなく、他の地域に暮らす方々、他の施設などへとその記憶を、繋いでいきたいと思っております。下記PDFファイルで全ページ閲覧できますので、是非ご一読いただき、熊本地震の記憶の継承と、今後の一助となれば幸いです。

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