第12回お話し玉手箱LIVEが開催されました。
RKKアナウンサーの本田史郎さん、福島絵美さんが、今年もゆかた祭りにあわせて、浴衣で朗読していただきました。演目は、ミステリアスな、夏目漱石の「夢十夜」、落語絵本「おにのめん」、そして開催中のファッション展にあわせて華やかな世界が展開する芥川龍之介「舞踏会」でした。会場にいらした約50名の方々は、重厚な文章にある豊かな表現に静かに満たされていったようでした。

次回は10月頃に開催の予定です。

| ホームギャラリー | 05:18 PM | comments (x) | trackback (x) |

今回のテーマは「熊本の水・火・大地」。飛び入りの方2名を含めた13名の方が自作の詩等を発表されました。
展覧会「水・火・大地」を観覧して、杉本博司やアンディ・ゴールズワージーからインスピレーションを得た方や、東日本大震災から思うところをテーマにした方、阿蘇や、不知火海、水前寺の豊かな水の記憶などをテーマにした方など、非常に幅広い展開がみられました。
どの方にも共通してみられたのが、「それでも再び生まれ出る」ということを思わせる、明るいメッセージで、惨事を読んだ詩であっても、ひとつほっとするものを感じました。

| ホームギャラリー | 08:30 PM | comments (x) | trackback (x) |

RKKアナウンサーの本田史郎さん、福島絵美さんによる文学作品の朗読イベント「お話し玉手箱LIVE 」を開催しました。第11回目になる今回の演目は 「字のないはがき」(向田邦子)、「鼻」(芥川龍之介)、「寄姫物語」(熊本の伝説から)です。
 「字のないはがき」では、ハガキを巡る家族の思い出の回想を、福島さんが柔らかな声で読み上げました。不器用な父親の姿、妹への想い、戦時中の困難な生活、字の無いハガキがつなぐ家族の絆。いくつもの思い出がつまった文章は大仰な表現はありませんが、せつせつと聞き手の心に訴えかけます。福島さんの少し抑えた、しかし優しさをにじませた朗読が向田邦子さんの文章にぴったりでした。
 芥川龍之介「鼻」は、古典を題にとって翻案した短編小説ですが、大正の当時にも、そして現代にも通じる人間心理が鋭利に描かれています。滑稽味と諧謔も併せもつ明晰な文章の魅力を、朗々とした、時に剽軽な本田さんの朗読が深めます。多くの人に読まれている名作ですが、朗読として聴くと、文書を読んだ時とはまた違う味わいを感じます。
 最後は「寄姫物語」。開催中の「水・火・大地」展に合わせて、白糸の滝にまつわる昔話が朗読されました。語り手は本田さんと福島さん。背景には本田さんが撮影した映像を投影するなど演出も凝っています。兵部と寄姫の悲しい恋の物語に、会場の皆さんが聞き入っていました。

次回のお話し玉手箱は7月開催予定です。 どうぞお楽しみに!

| ホームギャラリー | 07:31 PM | comments (x) | trackback (x) |

今回のテーマは「音楽(楽器)」。飛び入り1名を含めた13名の発表がありました。ピアノやギター、トランペット、オルガンなどの楽器が詩に読み込まれました。行進曲、民族楽器のコンサート、波のリズム、風の音、また、「言葉という楽器」という表現で、音楽が主題にとりあげられました。
発表に多くみられた傾向は、楽器の擬人化と、永い時間を生き続ける楽器や音楽という発想で、楽器や音楽が身近な存在であることとその永遠性への憧れを感じさせました。

| ホームギャラリー | 08:26 PM | comments (x) | trackback (x) |

今回のテーマは「かわいい」でした。12名の方と飛び入り参加1名の13名の詩の朗読・発表でした。
「かわいい」のテーマにおいては、猫カフェや赤ちゃん、エリザベス・テーラーなどが主題となりました。また「かわいい」の順番について考えた詩作もありました。

さる11日に起きた震災をテーマに詩作を発表された方もいらっしゃいました。そのなかで、室犀星の、関東大震災の時のテキストが朗読されたのを聞き、先日詩人の伊藤比呂美さんが鴨長明「方丈記」の震災・大風・津波の描写を朗読されていたのを思い出しました。

| ホームギャラリー | 07:35 PM | comments (x) | trackback (x) |
前の記事   次の記事