水戸岡展の入場者が二万人を突破しました!
二万人目のお客様は、横浜から帰省してこられたというご家族4名様でした。



熊本市美術文化振興財団理事長から記念品として展覧会カタログとグッズが贈られました。



展覧会の会期は9/15(月・祝)まで。
ひきつづき、多くの方のご来場をお待ちしています!

| 水戸岡鋭治展 | 01:59 PM | comments (x) | trackback (x) |

シリーズ第587回

「ナチスの犬」 2012年/オランダ映画/118分

Süskind(2012/Dutch/118min)

| 月曜ロードショー | 06:29 PM | comments (x) | trackback (x) |

水戸岡鋭治氏と幸山政史・熊本市長を迎え、「まちと人を幸福にするソーシャル・デザイン」をテーマにした対談を行いました。



水戸岡氏は、熊本市電開業90周年を祝して10月より運行する新しい市電「COCORO」のデザインをされましたが、そのリサーチとして、昨年熊本の沿線をまわり、また幸山市長による江津湖の案内を受けました。その時の熊本のまちの印象や、「COCORO」に込めたデザインについて話されました。

水戸岡さんいわく、熊本の人は、これほど豊かな環境に身を置いているのに、その豊かさの有難さになかなか気付いていないのではなかとのこと。この豊かさの活用提案として、展覧会で展示中の江津湖の活用案を描いたパネル60枚のプレゼンテーションについて言及し、まずは出来たらいいなという気持ちを思い描くことが肝心であり、まちづくりとは、「行政の意識、社会の意識、市民の意識」が同じ方向性を向くことが重要、行政に任せきりにするのではなく、まちに住む人々が自分のまちをどうするのかを真剣に考えることによって初めて成り立つと、オーディエンスの皆さんに発破をかけます。

これを受けて、幸山市長は、熊本の水資源の豊かさをどのように市民と守り、また活用して外にもアピールしていくのかが重要、とこれまでの自治体としての取り組みについて話されました。
また、リーダーシップに求められるバランス感覚について述べながら、城下町であった古い歴史をもつ新町、古町に400軒残る町家を残す取り組みをしている市民活動を例に上げ、市民の間に広がるまちへの意識について言及し、行政と市民が一体となって、まちづくりに励んでいきたいと語ります。そして、この対談の後には、町屋研究会主催による新町、古町のシンボルマークの最終コンペが行われる予定です。



市民が自分のまちを盛り上げるには、何が求められるのか。お二人の対談から導き出されたのは、子供の頃からの教育によって自分の住むまちについて考える意識付けを行い、主体的に考えてディスカッションする力を付けること、そして自分たちを取り巻く環境について敏感に感じ取られるよう五感を磨くこと、リーダーはまちのヴィジョンを市民と共有できるよう行政と市民が話し合いを求める場を創出していくこと。

大盛況となった会場ですが、今日の対談を聞いて、皆さんはどのようなことを感じ、考えられたのでしょうか。
美術館では今回初めて、本格的にデザインを扱う展覧会を開催することになりましたが、皆さんの熱心に耳を傾得る様子を伺いながら、これからも幅広い創造的活動を紹介し、市民の皆さんと一緒に考える機会を設けていきたと思いました!

| 水戸岡鋭治展 | 06:00 PM | comments (x) | trackback (x) |

シリーズ第586回

「欲望という名の電車」 1951年/アメリカ映画/122分

A STREETCAR NAMED DESIRE(1951/America/122min)

14時の回は10分で満席になるほどの盛況ぶりでした。
さすが、マーロン&ヴィヴィアン!

| 月曜ロードショー | 07:56 PM | comments (x) | trackback (x) |

今日は、RKKアナウンサーの本田史郎さんと福島絵美さんを講師に、「アナウンサーなろう!」ワークショップを開催しました。

参加した小学生は『ごんぎつね』、中学生は『蜘蛛の糸』を題材に、アナウンサーならではの発声や発音、呼吸の仕方など「声」を使った表現を体験。

朗読の練習後は、ホームギャラリーで一般のオーディエンスの前で朗読を披露。
最初は少し緊張した様子でしたが、短時間の間に講師のアドバイスを吸収し、臆することなく見違える成果を発揮した子供たちの姿に、本田さんも福島さんもびっくり
オーディエンスの皆さんからも暖かい拍手をいただきました。

ワークショップの後は、本田さんと福島さんによるお話し玉手箱LIVEが始まります。
第21回目の今回は、芥川龍之介による『杜子春』。
登場人物の心の機微までもが伝わってくる間合いと声の表現に、参加した子供たちも、プロの朗読に聞き入っていました。

今回のワークショップとお話し玉手箱を機に、アナウンサーという職業がより身近になり、将来目指す参加者もいるかもしれないと、わくわくします

| ワークショップ | 09:08 PM | comments (x) | trackback (x) |
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