受賞歴Awards

熊本市現代美術館がこれまでに受賞した賞の内容についてご紹介いたしております。

「〇O(マルオ)の食卓」展 グッドデザイン賞受賞

当館で2016年7月16日~9月11日に開催した「〇O(マルオ)の食卓」展が、公益財団法人日本デザイン振興会が選定する、グッドデザイン賞を受賞しました。
同展は、平成28年熊本地震をきっかけにして、天草の若手陶芸家の丸尾三兄弟こと、金澤佑哉、宏紀、尚宜が制作した器を、来場者に1人1枚お持ち帰り頂くかわりに、その器を使った食卓の写真を美術館に送り返してもらい展示したもので、地震発生から半年に満たない時期に、多くの反響をいただきました。その内容が評価され、今回の受賞へとつながりました。

「JAFRAアワード(総務大臣賞)」受賞

熊本市現代美術館が平成19年度JAFRAアワード(総務大臣賞)を受賞しました。
JAFRAアワードとは、地域における創造的で文化的な表現活動のための環境づくりに特に功績のあった公立文化施設を顕彰し、全国に広く周知することによる、公立文化施設の更なる活性化を図り、美しく心豊かなふるさとづくりの推進に寄与することを目的として、財団法人地域創造 が実施しています。
全国の応募施設の中から、【地域文化をプロデュースし、熊本の文化力を発信する『まちなか美術館』として、街の賑わいづくりに貢献している】と評価されての受賞(8施設)となりました。

【審査基準】

  1. 地域を豊かにするための行政の目的(文化・芸術による地域振興やふるさとづくり等)に沿った文化・芸術振興ビジョンや、施設の理念、使命を持ち、それらを達成するための施設運営がなされているか。
  2. 先進性やテーマ性を持った、創造的な自主企画事業の開催に取り組むとともに、内外の優れた作品の鑑賞機会の提供に意欲的に取り組んでいるか。
  3. 地域住民の文化・芸術活動の育成支援、教育普及、住民参加・参画など、市民との協働(コラボレーション)事業に意欲的に取り組んでいるか。

くまもとユニバーサルデザイン(UD)大賞

熊本県の優れたユニバーサルデザイン(UD)の取組みを県内外に情報発信し、UDへの取り組みの推進を図ると共に、UDの普及啓発を図るため、熊本県が実施した『UD大賞』に、平成19年度熊本市現代美術館が入賞しました。
【施設のフラット、多目的トイレや授乳室のほか、誰でも自由に休憩できる無料スペース】が評価され、76点の応募の中から、入賞作品(12点)に選ばれました。