展覧会Exhibition

  • ギャラリーⅠ・Ⅱ

    ミュシャ展 マルチ・アーティストの先駆者

    2024.2.10()~2024.4.7(

    アール・ヌーヴォーの代表的な画家アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)は、サラ・ベルナールの演劇ポスター「ジスモンダ」など魅力的で自信に満ちた女性を描いた数々のポスター作品で知られていますが、実際に彼が手掛けたジャンルは非常に多岐にわたりました。本展では、チェコ在住のズデニェク・チマル博士のコレクションから、劇場ポスター、挿絵、ポストカード、お菓子や香水のパッケージ、宝飾品など、特にデザインの仕事に着目することで、マルチ・アーティストとしての先駆性を紹介します。

  • CAMKスクリーニング

    開催中/入場無料

    井手宣通記念ギャラリー

    CAMKスクリーニング Vol.1
    山内光枝

    2024.2.28(水)~2024.3.31(

    国内外で活躍を続ける福岡在住の作家、山内光枝の中・長編映像作品のスクリーニング企画。
    海辺にたたずむ裸の海女を写した一枚の古い写真との出会いをきっかけに、山内は十年以上にわたって海に生きる人々を追い続けています。山内は素潜り漁を営む人々と生活をとおして関係を築きながら、カメラを握ってともに海へと潜っていきます。海を基点とした彼らの生活に全身を使って迫るなかで、属性や観念にとらわれる以前の、人間の根源的なあり方に触れようとしているのです。
    今回のスクリーニングでは、《つれ潮》と《信号波》という山内の近年の代表的映像作品2点を上映します。

  • CAMKコレクション 静物へのまなざし

    開催中/入場無料

    ギャラリーⅢ

    G3-Vol.154 CAMKコレクション 静物へのまなざし

    2024.2.28(水)~2024.5.27(月)

    当館のコレクションから、「静物」を扱った作品をご紹介します。少し注意してほしいのは、これは「静物画」の展覧会ではないということ。そうではなく「静物をまなざすこと」について、皆さんと考えてみようという目的で作品を選びました。本年夏、当館では「ガラスの器と静物画 ―山野アンダーソン陽子と18人の画家―」という展覧会を開催します。同展に先立ち、作品と静物の関係、「静物へのまなざし」とはどういうものかについて、立ち止まって考えてみたいと思います。
    出品作家:石田澄男、川上尉平、坂本善三、千賀友子、野田哲也、渕田安子、山本太郎

  • サンリオ展  ニッポンのカワイイ文化60年史

    開催中

    ギャラリーⅠ・Ⅱ

    サンリオ展 ニッポンのカワイイ文化60年史

    2024.4.20()~2024.6.30(

    2020年に創業60年を迎えたサンリオ。これまで450以上のキャラクターを生み出してきたサンリオの歴史は、そのまま日本のカワイイ文化の歴史と言っても過言ではないでしょう。
    本展では、サンリオ創業以前の歴史から紐解き、日本が生んだカワイイ文化の成り立ちや、発展について掘り下げ、いまや世界共通語となった「カワイイ」の秘密に迫ります。
    人気キャラクターはもちろん、懐かしいキャラクターにもスポットを当て、貴重な原画や資料、商品などを展示。さらに、熊本ならではのサンリオとの関わり、アーティストとのコラボ作品などオリジナル展示も予定しています。親子三世代で楽しんでいただけるサンリオ史上最大規模の展覧会です。

開催予定の展覧会

  • サンリオ展  ニッポンのカワイイ文化60年史

    開催予定

    ギャラリーⅠ・Ⅱ

    サンリオ展 ニッポンのカワイイ文化60年史

    2024.4.20()~2024.6.30(

    2020年に創業60年を迎えたサンリオ。これまで450以上のキャラクターを生み出してきたサンリオの歴史は、そのまま日本のカワイイ文化の歴史と言っても過言ではないでしょう。
    本展では、サンリオ創業以前の歴史から紐解き、日本が生んだカワイイ文化の成り立ちや、発展について掘り下げ、いまや世界共通語となった「カワイイ」の秘密に迫ります。
    人気キャラクターはもちろん、懐かしいキャラクターにもスポットを当て、貴重な原画や資料、商品などを展示。さらに、熊本ならではのサンリオとの関わり、アーティストとのコラボ作品などオリジナル展示も予定しています。親子三世代で楽しんでいただけるサンリオ史上最大規模の展覧会です。

  • ガラスの器と静物画山野アンダーソン陽子と18人の画家

    開催予定

    ギャラリーⅠ・Ⅱ

    ガラスの器と静物画
    山野アンダーソン陽子と18人の画家

    2024.7.13()~2024.9.23(月・祝

    日本とスウェーデンのアーティストによるガラスの器と静物画、写真からなるユニークな展覧会を開催します。2018年、スウェーデン在住のガラス作家・山野アンダーソン陽子の発案で、山野が作ったガラスの器を18人の画家が静物画に描く「Glass Tableware in Still Life」プロジェクトが始まりました。古くから身近なガラスという素材を媒介に、山野とさまざまな文化的背景をもつ画家たちは、言葉とイメージを通じた対話を経て作品を制作しました。ガラスの器と静物画、写真家の三部正博が画家のアトリエで撮り下ろした写真などで構成され、空間全体でアーティストたちの物語をつむぐような展覧会に、どうぞご期待ください。

  • ライフ2 すべては君の未来

    開催予定

    ギャラリーⅠ・Ⅱ

    ライフ2 すべては君の未来

    2024.10.5()~2024.12.8(

    2020年に開催した「ライフ 生きることは、表現すること」展は、作品を通して「弱さ」の中にある、私たちが大切にすべき価値観について問いかけるものでした。あれから4年。私たちは、様々な地震や災害、また地球規模での新型コロナウイルス感染症を経験した時代に生きています。そして、世の中は、さらに答えのない、予測不能な時代に向かっています。続編となる本展では、容易に答えの出ない、矛盾に満ちた状況においても、喜びや希望を忘れず、未来に向かって制作を続けてきた表現者の姿を紹介します。

  • LOVEファッション――私を着がえるとき

    開催予定

    ギャラリーⅠ・Ⅱ

    LOVEファッション――私を着がえるとき

    2024.12.21()~2025.3.2(

    服を着ることは人間の普遍的な営みの一つです。そして装いには私たちの内なる欲望が潜み、憧れや熱狂、葛藤や矛盾を伴って表れることがあります。着る人のさまざまな情熱や願望=「LOVE」を受け止める存在としてのファッション。そこには万華鏡のようにカラフルな世界が広がっています。今回の展覧会では、KCI所蔵の衣装コレクションを中心に、人間あるいは生物の根源的な欲望や本能を照射するアート作品とともに、ファッションとの関わりにみられるさまざまな「LOVE」のかたちについて考えます。展覧会を通して、服を着ることの意味について再び考えてみませんか。

  • 第36回熊本市民美術展 熊本アートパレード

    開催予定

    ギャラリーⅠ・Ⅱ

    第36回熊本市民美術展 熊本アートパレード

    2025.3.16()~2025.4.13(

    15歳以上(中学生は除く)の熊本市在住、在勤、在学者、熊本市出身者ならだれでも無審査で出品することができる公募展です。

過去の展覧会

  • CAMKコレクション 静物へのまなざし

    ギャラリーⅢ

    G3-Vol.154 CAMKコレクション 静物へのまなざし

    2024.2.28(水)~2024.5.27(月)

    当館のコレクションから、「静物」を扱った作品をご紹介します。少し注意してほしいのは、これは「静物画」の展覧会ではないということ。そうではなく「静物をまなざすこと」について、皆さんと考えてみようという目的で作品を選びました。本年夏、当館では「ガラスの器と静物画 ―山野アンダーソン陽子と18人の画家―」という展覧会を開催します。同展に先立ち、作品と静物の関係、「静物へのまなざし」とはどういうものかについて、立ち止まって考えてみたいと思います。
    出品作家:石田澄男、川上尉平、坂本善三、千賀友子、野田哲也、渕田安子、山本太郎

  • ギャラリーⅠ・Ⅱ

    ミュシャ展 マルチ・アーティストの先駆者

    2024.2.10()~2024.4.7(

    アール・ヌーヴォーの代表的な画家アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)は、サラ・ベルナールの演劇ポスター「ジスモンダ」など魅力的で自信に満ちた女性を描いた数々のポスター作品で知られていますが、実際に彼が手掛けたジャンルは非常に多岐にわたりました。本展では、チェコ在住のズデニェク・チマル博士のコレクションから、劇場ポスター、挿絵、ポストカード、お菓子や香水のパッケージ、宝飾品など、特にデザインの仕事に着目することで、マルチ・アーティストとしての先駆性を紹介します。

  • CAMKスクリーニング

    井手宣通記念ギャラリー

    CAMKスクリーニング Vol.1
    山内光枝

    2024.2.28(水)~2024.3.31(

    国内外で活躍を続ける福岡在住の作家、山内光枝の中・長編映像作品のスクリーニング企画。
    海辺にたたずむ裸の海女を写した一枚の古い写真との出会いをきっかけに、山内は十年以上にわたって海に生きる人々を追い続けています。山内は素潜り漁を営む人々と生活をとおして関係を築きながら、カメラを握ってともに海へと潜っていきます。海を基点とした彼らの生活に全身を使って迫るなかで、属性や観念にとらわれる以前の、人間の根源的なあり方に触れようとしているのです。
    今回のスクリーニングでは、《つれ潮》と《信号波》という山内の近年の代表的映像作品2点を上映します。

  • CAMKコレクション展 地面から

    井手宣通記念ギャラリー

    CAMKコレクション展 地面から

    2023.12.23()~2024.2.25(

    作品はどこから生まれるのでしょう? 本コレクション展では、同時期に開催する公募展のテーマ「足元の展望台」をヒントに、地面から広がる作品を紹介します。
    出品作家:田代順七、中根宏、宮井正樹、坂本徹、木下晋、江田豊、マリーナ・アブラモヴィッチ、須田悦弘、石田澄男
    出品点数:9点

  • NOT PERMANENT BUT PERMANENT−東儀⼀郎が見た昭和の坂本

    ギャラリーⅢ

    G3-Vol.153 NOT PERMANENT BUT PERMANENT−東儀⼀郎が見た昭和の坂本

    2023.12.23()~2024.2.25(

    戦後の高度経済成長時代に、八代市坂本町の風景を撮り続けたアマチュアカメラマン・東 儀一郎(1917-2001年)が残したネガやプリントを現代に蘇らせるアーカイブ写真展です。球磨川とともにあった人々の暮らし、町の一大産業であった製紙工場、ダムと災害などの視点をもとに、水害やその後の影響で解体になった民家や小学校の建具などとあわせて、坂本の記憶と風景を展示します。

  • ギャラリーⅠ・Ⅱ

    第35回熊本市民美術展 熊本アートパレード

    2024.1.13()~2024.1.28(

    15歳以上(中学生は除く)の熊本市在住、在勤、在学者、熊本市出身者ならだれでも無審査で出品することができる公募展です。

    • 審査員:鈴木康広(アーティスト)
    • テーマ:足元の展望台―「近所」から見える世界―
  • 烏山秀直展 絵画になる時間

    ギャラリーⅢ・井手宣通記念ギャラリー

    G3-Vol.152 烏山秀直展 絵画になる時間

    2023.10.12(木)~2023.12.20(水)

    烏山秀直は「点」をすべてのはじまりと仮定し、その「点」を一つ一つ「置く」ことによって作品を制作しているアーティストです。近年作家は、身の回りのものから顔料を作り、オリジナルの「絵具」にして作品に用いるようになりました。この興味深い絵具たちは、絵画をどのように変化させ、またとどまらせるのか、烏山自身にも見当がつきません。絵画はいつはじまって、どこで「なる」のでしょう。ゆっくりと流れている烏山の“絵画になる時間”を、多くの方と共有する機会となれば幸いです。

  • ギャラリーⅠ・Ⅱ

    遠距離現在 Universal / Remote

    2023.10.7()~2023.12.17(

    パンデミックをきっかけに考えるようになった社会の在り方、その中の私たちの暮らしや労働など、様々な事象を現代美術を通して考察する展覧会です。全世界規模の「Pan-」と、非対面の遠隔操作「リモート」の2つの視点から、グローバル資本主義や社会のデジタル化といった現代美術における従来のテーマを新たに捉えなおします。過剰な監視システムや精密なテクノロジーのもたらす滑稽さ、その中で生きる人間の深い孤独を感じさせる作品群は、今の時代、またポストコロナ時代の世界と真摯に向き合うものです。
    出品作家:井田大介、徐冰(シュ・ビン)、トレヴァー・パグレン、ジョルジ・ガゴ・ガゴシツェ+ヒト・シュタイエル+ミロス・トラキロヴィチ、地主麻衣子、ティナ・エングホフ、チャ・ジェミン、エヴァン・ロス、木浦奈津子

  • 武内明子展 空っぽと詩(うた)

    開催中/入場無料

    ギャラリーⅢ・井手宣通記念ギャラリー

    G3-Vol.151 武内明子展 空っぽとうた

    2023.8.3(木)~2023.10.9(月・祝

    熊本市出身で、東京や各地での活動を経て、2020年に熊本県上天草市に居を定めた画家・武内明子。
    不知火海を望むのどかなまちで、豊かな自然に包まれながら、日常をみずみずしい色と形で描き出しています。本展は、天草で暮らし始めた武内の新作・近作を発表します。
    武内が作品を生み出すときに大切なふたつのこと、それがタイトルにある「空っぽ」と「詩」です。「空(から/くう)」であることとは、さまざまな可能性を呼び込むこと。空である身体は、自らを超えて新しい世界と出会うための扉を開くことができる。そして「詩」は、描出した色や形、そしてタイトルなど空から生み出されたものです。武内は「Y字路のように、一方から絵がやってきて、もう一方から言葉がやってきて、出会った時に一つの道になって完成に向かっていく」と語っています。自らを空っぽの器にして、とりまく風景や支持体にも身をゆだねる。対話するように絵筆を動かしていると、空から鳥が舞い降りてそっと枝にとまるように言葉がやってくる。すると、絵と言葉は手を取り合って完成に向かっていくのです。武内の「空」と「詩」の伸びやかな出会いが、作品と出会った人に柔らかな連鎖をもたらすことを願っています。

  • ギャラリーⅠ・Ⅱ

    動画クリエイター展

    2023.7.8()~2023.9.24(

    今や小学生のなりたい職業の一つにあげられるほど、絶大な影響力を持つYouTuber。本展は、それらの動画が持つパワーに着目した展覧会です。一本の動画に隠された努力や想い、人をひきつける工夫など、現在活躍する動画クリエイター(YouTuber)9組の「制作の舞台裏」を大公開します。さまざまなYouTuberのなりきり体験を楽しむ「ジブン発信」のヒントが見つかる展覧会です。
    参加クリエイター:おめがシスターズ、鹿の間、しらスタ、葉一、はじめしゃちょー、ひまひま、フィッシャーズ、ポッキー、リュウジ(五十音順・敬称略)

  • CAMKコレクション展 Vol. 7未来のための記憶庫

    ギャラリーⅢ・井手宣通記念ギャラリー

    G3-Vol.150 中村賢次展 おそれやすらぎ

    2023.5.17(水)~2023.7.30(

    熊本出身・在住の日本画家中村賢次の個展を開催します。その主題と表現は幅広く、ヨーロッパの風景から、人物、日本古来の神仏、抽象までを自由に往来しています。後続の指導、文化財修復、新聞連載小説・エッセーの挿絵、県内外での個展を開催など、日本画でなし得ることすべてに柔軟な姿勢で取り組み続けています。
    本展では、阿蘇を主題とする作品群と、花を主題とする作品群を各展示室で特集してご紹介します。阿蘇については、2016年の爆発的噴火に恐怖を感じたところからの重要な主題であると作家は語ります。他方、花については、日々の写生を通じて、四季の変化を感じたり、穏やかな気持ちになる主題と言います。
    阿蘇と花、異界と日常、恐怖と安穏。作家の最新の表現による対比を通じて、「作家のいま」と熊本ならではの自然の表情を感じていただく展覧会です。

  • ギャラリーⅠ・Ⅱ

    CAMKコレクション展 Vol. 7
    未来のための記憶庫

    2023.4.29(土・祝)~2023.6.25(

    各種の展覧会は、会期を終えれば姿を消してしまいます。しかし、その出展作の一部が熊本市現代美術館のコレクションに組み込まれることで、その企画や作品の記憶は、展覧会の同時代にいあわせた人々だけでなく、10年後、20年後、さらに未来を生きる人たちにも共有され続けていくことになります。それらの企画や作品は、コレクションによって「熊本の一部となる」ともいえるでしょう。本展では、当館の約20年の活動のなかで蓄積されてきた文化的記憶をたどりながら、パブリックコレクションの意味を確かめ直すことを試みます。

  • 目の部屋と手の部屋

    ギャラリーⅢ・井手宣通記念ギャラリー

    G3-Vol.149  CAMKコレクション
    目の部屋と手の部屋

    2023.3.8(水)~2023.5.14(

    美術館では、静かに「目」で見て、作品を楽しむものとされています。しかし、作品にまなざしを投じることだけが、鑑賞の方法なのでしょうか。
    本展の「目の部屋」には、絵画作品を中心に展示しています。来場者の皆さんには、一枚の絵に時間をかけて、じっくりとご覧いただくことをおすすめします。もう一方の「手の部屋」には、立体作品が展示してあります。ここでは、手袋をはめて作品にふれることができます。目(視覚)と手(触覚)という異なる感覚器官による作品鑑賞をとおして、「作品を見る」ことの広がりを探っていく小企画です。
    出品作家:塔本シスコ、徳久崇、nao nao’s 森川尚美、藤本髙廣(ZUBE)、本田健、吉野辰海、籔内佐斗司、山本糾

  • ギャラリーⅠ・Ⅱ

    坂口恭平日記

    2023.2.11(土・祝)~2023.4.16(

    熊本出身・在住の坂口恭平は、写真集『0円ハウス』をはじめ、小説やエッセイを数多く発表。その創造は留まることがなく、音楽や絵画、畑での農作にまでいたっています。本展では、パステル画を中心に、坂口の思考と創造の営みを紹介することによって、私たち自身の生きる日々を見つめ直します。

  • 小材啓治 私の風土記 展

    ギャラリーⅢ

    G3-Vol.148
    小材啓治 私の風土記 展

    2023.1.18(水)~2023.3.5(

    山鹿出身・在住の洋画家小材啓治の個展を開催します。
    小材は、鍋田横穴古墳や阿蘇などを主題とし、赤みが混じる独特の色彩と、土や岩の感触を想像させる独特のマチエール(絵肌)で描き続けています。
    風と土が生み出す色彩やかたちから得た感動を、遠い昔この土地で生きた人々の営みへの想いを、どのような構図で、どのような色彩でキャンバスに表現するかが、作家の選んだ挑戦です。
    本展では、日展特選受賞作や、示現会受賞作などを中心に、この20年の画業を紹介します。

  • 新規収蔵作品展

    井手宣通記念ギャラリー

    熊本市現代美術館収蔵品より
    ボリス・ミハイロフ《Case History》

    2023.1.18(水)~2023.3.5(

    所蔵作品よりウクライナ出身の写真家、ボリス・ミハイロフの《Case History》(1998年)を紹介します。1991年の旧ソ連の崩壊後、作家の故郷・ハルキウの街にも急激に資本主義経済が流入し、貧富の差が拡大していきます。本作では、その影響下で暴力にさらされるホームレスや麻薬中毒の子ども達を撮っています。被写体への距離感を保ちながらも、時に作家本人も登場するなど、独特のユーモアをもった視点にご注目ください。

  • ギャラリーⅠ・Ⅱ

    第34回熊本市民美術展 熊本アートパレード

    2023.1.7()~2023.1.22(

    15歳以上(中学生は除く)の熊本市在住・在学・在勤者または熊本市出身者なら誰でも無審査で出品することができるアンデパンダン形式の公募展です。
    募集テーマ:20(にじゅう)

  •  Our Attitudes

    ギャラリーⅢ

    G3-Vol.147
    誰も知らない
    nobody knows

    2022.11.2(水)~2023.1.15(

    熊本や九州で、「人知れず驚きの制作活動を続ける人」の情報提供を呼びかけ、企画した展覧会。驚くべき多様な制作活動をする5人の表現を紹介します。平凡な日常の中で行われている、人が人としてあるための表現活動をどうぞこの機会にご覧ください。
    出品作家:大田公子、小陣貫太郎、田口Boss、谷川広人、tomoyo

  • 新規収蔵作品展

    井手宣通記念ギャラリー

    新規収蔵作品展

    2022.11.2(水)~2023.1.15(

    「新規収蔵作品展」では、2021年度に新たに収蔵した作品群を中心にご紹介します。 昨年度の収蔵作品は、表現形態や作品背景がバラエティに富んでいました。 特徴としては、これまでに当館が作品を複数点所蔵してきた熊本の作家達の作品を収蔵しました。また、2020年の企画展「ライフ」展や、G3での企画展「G3 vol.131甲斐寿紀雄コレクション」、「G3 vol.133高浜寛展」の出品作品など、今を時めくマンガ家や現代美術家達の作品群を収蔵しました。 現代ならではの立体表現や、伝統的な油彩や篆刻、版画など、多岐にわたる表現を通じて、作家が発するメッセージや、ものの見方、その感性を楽しんでいただけますと幸いです。
    出品作家:赤星宣利、井手宣通、岩崎貴宏、加藤泉、坂本夏子、神野大光、高浜寛、八谷和彦、秀島由己男、宮崎静夫、渡邊義紘(50音順)

  • ギャラリーⅠ・Ⅱ

    PAPER:かみと現代美術

    2022.10.1()~2022.12.18(

    紙は私たちの暮らしに、そして美術にとっても、欠かせない基本的な素材です。本展では、紙や紙製品を重要な素材として見出し、独自の表現を追求している現代アーティストをご紹介します。誰にとっても馴染みのあるこの素材をとおして、彼らが投げかける問いは、私たちの日常や価値観を様々な角度から照射することになるでしょう。
    出品作家:安部典子、ウチダリナ、太田三郎、小野田賢三/照屋勇賢、半谷学、半澤友美、播磨みどり、渡辺英司

  •  Our Attitudes

    ギャラリーⅢ・井手宣通記念ギャラリー

    G3-Vol.146
    熊本市現代美術館開館20周年記念

    Our Attitudes

    2022.8.28()~2022.10.30(

    開館20周年記念企画として、1980年代生まれの熊本出身作家の作品を取り上げ、この20年のうちに熊本から芽吹いた新たな表現を紹介します。
    また作品展示のほか、作家インタビューやトーク等の関連プログラムをとおして、若い世代と当館の間に発生してきた関係性を振り返りつつ、今後の美術館のあり方についても可能性を探っていきます。
    出品作家:坂本夏子、園田昂史、武田竜真、松永健志

  • ギャラリーⅠ・Ⅱ

    熊本市現代美術館開館20周年記念
    不思議の森に棲む服 ひびのこづえ×KUMAMOTO 展

    2022.7.2()~2022.9.19(月・祝

    コスチューム・アーティストのひびのこづえと当館は2010年より交流を深めており、開館20周年の本年、いよいよ満を持しての個展です。
    深い森の中で、多様な生き物たちがざわめく不思議な世界を表現するような、唯一無二のクローゼットを熊本に出現させます。美術、音楽、ダンスの領域を超え、ジャンルをミックスして生まれる不思議な美の世界をお楽しみください。

  •  CAMKポスター大回顧展

    ギャラリーⅢ・井手宣通記念ギャラリー

    G3-Vol.145
    熊本市現代美術館開館20周年記念

    CAMKポスター大回顧展

    2022.6.8(水)~2022.8.21(

    2002年に開館した熊本市現代美術館は、開館20周年を迎えます。本展では、展覧会ポスター約100点を通して、当館がこれまでの20年間に開催してきた展覧会を振り返ります。

  • ギャラリーⅠ・Ⅱ

    和田誠展

    2022.4.23()~2022.6.19(

    和田誠の膨大で多岐にわたる仕事の全貌に迫る初めての展覧会。和田誠を知るうえで欠かせない30のトピックを軸に、83年の生涯で制作した多彩な作品や資料およそ2,800点を紹介します。

  • 太田三郎 切手に種をのせて

    ギャラリーⅢ

    G3-Vol.144 太田三郎 切手に種をのせて

    2022.3.19()~2022.6.5(

    全国都市緑化フェア「くまもと花とみどりの博覧会」に際し、太田三郎の展覧会を開催します。太田は切手を用いた作品で知られるアーティストです。切手が有する時間や場所といった概念、施されたデザインに対するユニークな着眼は、数々の優れた作品を生み出してきました。本展ではその中から、「ある時」「ある場所」に実際に生えていた植物と切手を重ねることで生まれた作品をご紹介します。

  • CAMKコレクション展 反復、リズム

    井手宣通記念ギャラリー

    CAMKコレクション展 反復、リズム

    2022.3.30(水)~2022.6.5(

    当館所蔵作品より、「反復」や「リズム」というテーマで、小企画展を開催します。
    版画は作品メディア自体が複数性を前提としており、まさに反復そのものです。また、同一の要素やモチーフを同じ画面の中でリピートさせた作品や、制作行為に繰り返しの作業が伴っているものもあります。さらには、どこにでもあるモチーフの採用や、反芻する意識や記憶をテーマにした作品も、このキーワードのもとに考えてみたいと思います。
    出品作家:牛島憲之、黒木重雄、秀島由己男、長尾紀壽、名護朝和、野田哲也、藤岡祐機
    出品点数:21点

  • ギャラリーⅠ・Ⅱ

    塔本シスコ展 シスコ・パラダイス
    かかずにはいられない! 人生絵日記

    2022.2.5()~2022.4.10(

    宇城市出身の素朴派の画家・塔本シスコ。50代で油絵を始め、91歳で亡くなるまでの40年間に膨大な数の作品を描きました。あふれでる夢や喜びを制作の原点としたシスコ・ワールドの全貌をご紹介する過去最大の回顧展です。

  • 所蔵作品展 テーマ:冬

    井手宣通記念ギャラリー

    所蔵作品展 テーマ:冬

    2022.1.19(水)~2022.3.28(月)

    所蔵作品より、冬をテーマにした小企画展示を行います。
    それぞれの作品に、冬ならではのアイテムや風景などが登場します。
    冬の定番として、皆様は何を思い浮かべますか?本展が、楽しく快適なおうち時間の過ごし方のヒントとなれば幸いです。
    出品作家:荒木経惟、こみねゆら、神野大光、日比野克彦、藤本高廣 ZUBE、松田澄夫

  • 熊本県立劇場『夕鶴』公演スピンオフ企画

    ギャラリーⅢ

    G3-Vol.143 熊本県立劇場『夕鶴』公演スピンオフ企画
    サイドにカッコいいダンサーを―For creating a dance

    2022.1.19(水)~2022.3.13(

    熊本県立劇場で上演されるオペラ『夕鶴』(演出:岡田利規)に際し、ダンスで参加している岡本優(TABATHA)の企画協力のもと、スピンオフ企画を実施します。『夕鶴』に関する資料や岡本のダンス作品の映像を紹介します。

    • 企画協力:岡本優(TABATHA)
    • 協力:公益財団法人熊本県立劇場
  • ギャラリーⅠ・Ⅱ

    第33回熊本市民美術展 熊本アートパレード

    2021.12.18()~2022.1.23(

    15歳以上(中学生は除く)の熊本市在住・在学・在勤者・熊本市出身者なら誰でも作品を出品することができる公募展です。
    本年度は審査員に漫画家の室山まゆみ氏(代表作『あさりちゃん』)を迎えます。
    募集テーマ:むちゃぶり

  • こわいな!恐怖の美術館

    ギャラリーⅢ・井手ギャラリー

    G3-Vol.142 くまもとアートポリス巡回展 みんなの家、後世へつなぐ復興

    2021.11.3(水・祝)~2022.1.16(

    「みんなの家」を中心に人と人とのつながりを大切にした復興に取り組んできたくまもとアートポリス。「みんなの家」のこれまでを振り返りながら、これからの「みんなの家」が担う役割を考えるとともに、復興する熊本の姿を全国に発信する展覧会を開催します。

  • ギャラリーⅠ・Ⅱ

    こわいな!恐怖の美術館

    2021.9.25()~2021.12.5(

    相次ぐ天災やコロナ禍により、恐怖や不安が多様化・偏在する現在。恐怖や不安、喪失と向き合い、「こわい」をテーマとして受け入れた美術家たちの作品を通じ、わたしたち自身の恐怖と向き合う展覧会です。
    出品作家:オディロン・ルドン、浜田知明、田名網敬一、いしいしんじ、コーダ・ヨーコ、南無サンダー

  • 熊本市現代美術館所蔵作品 公開コンディションチェック展〔第5回〕

    井手宣通記念ギャラリー

    熊本市現代美術館収蔵作品
    公開コンディションチェック展[第5回]

    2021.9.5()~2021.10.31(

    本展は、2016年の熊本地震による作品への被害をきっかけとして始まった事業で、学芸員による作品のコンディションチェック作業を一般来館者に公開で行うことで、市民の皆様に美術館の舞台裏業務をご紹介するものです。公開コンディションチェックは、9月4日(土)に展示室にて実施します。(上記の作業日以外は、通常の収蔵作品展示となります。)

  • CAMKコレクション展 不思議な部屋

    ギャラリーⅢ

    G3-Vol.141 CAMKコレクション展 不思議な部屋

    2021.9.5()~2021.10.31(

    当館所蔵作品から、倉重光則、前田信明、星加民雄の三作家の作品をご紹介します。彼らの作品の多くは要素を絞ったシンプルな構造によって成立しており、具体的なモチーフを描くのではなく、人の知覚そのものにフォーカスして働きかけてくるものです。それぞれの作品同士が互いに呼応しあうこの「不思議な部屋」の中に身を置き、知覚が揺さぶられる経験をお楽しみいただければ幸いです。

  • ギャラリーⅠ・Ⅱ

    テオ・ヤンセン展

    2021.7.3()~2021.9.12(

    オランダのアーティスト、テオ・ヤンセンによって生み出された、風を動力源として砂浜を疾駆する「ストランドビースト」。芸術と科学を横断し、新たな可能性を提示しています。本展では実際に動く様子も体感できます。

  • 千原真実個展 風景、片鱗

    ギャラリーⅢ

    G3-Vol.140 千原真実個展 風景片鱗

    2021.6.12()~2021.8.29(

    ※会期を8月29日(日)まで延長いたしました

    熊本出身のアーティスト千原真実の個展。近年、千原は「絵と絵のまわり」というテーマに取り組む中、フレームや壁といった、絵画にとっての「支持体」をコラージュしながら、イメージを描くこととは異なる絵画を探求しています。本展では「風景の片鱗」をテーマとした新作を中心に、「壁」をコラージュの要素として用いることを試みます。

  • ギャラリーⅠ・Ⅱ

    段々降りてゆく
    九州の地に根を張る7組の表現者

    2021.3.27()~2021.6.13(

    ※4月27日(火)よりクローズ

    九州を拠点にし、自らの生きる環境に根差した問題意識を持って主体的な活動を行う同時代の表現者7組を紹介するグループ展。それぞれの場所で展開される作家たちの実践例を通して、九州の環境と状況に即した芸術や表現者のあり方を考えます。

  • 本と人と作品の空間を考える シーリングファン04

    ギャラリーⅢ・ホームギャラリー

    G3-Vol.139 本と人と作品の空間を考える04 シーリングファン

    2021.4.7(水)~2021.6.6(

    ※4月27日(火)よりクローズ

    数冊の本と写真など熊本市現代美術館の所蔵作品が展示されたギャラリーIII(展示室)、約6000冊の本と夜に天井の光の色が変化するジェームズ・タレルの作品《MILK RUN SKY 2002》を有するホームギャラリー(図書室)。本と美術のある二つの空間全体に、宮内優里によるBGMが流れます。

  • あの時、何食べた?―平成28年熊本地震「丸尾の食卓」アーカイブ展

    井手宣通記念ギャラリー

    あの時、何食べた?―平成28年熊本地震「丸尾の食卓」アーカイブ展

    2021.4.7(水)~2021.6.6(

    ※4月27日(火)よりクローズ

    熊本地震のあった5年前、私たちはどんな食卓を囲んでいたでしょうか?
    本展は、2016年に当館で開催した、アートプロジェクト型の展覧会「丸尾の食卓」のアーカイブ展です。「丸尾の食卓」展は、天草の若手陶芸家・丸尾三兄弟(金澤佑哉・宏紀・尚宜)が、地震後、多くの家庭で器が割れたことをきっかけに企画したもので、参加者に1人1枚器をさしあげるかわりに、その人の食卓の写真を撮って送ってもらい、ギャラリー内に展示したものです。熊本地震から5年を迎えるいま、当時送られてきた写真の中から約80点を改めて紹介することで、当時の暮らしや、現在について思いをめぐらせていただければ幸いです。

  • CAMKコレクション展 穴・距離

    井手宣通記念ギャラリー

    CAMKコレクション展 穴・距離

    2021.1.20(水)~2021.4.4(

    絵画は、底や向こう側が見えない〈穴〉や、はるか遠い〈距離〉を平面に描くことができます。こうした絵画の表現は、二次元の平面に三次元の空間を再現する方法にとどまりません。〈穴〉や〈距離〉を超えたその先に、私たちは自らの心象を投影しているのではないでしょうか。本コレクション展では、当館所蔵作品より、宮崎静夫らの絵画と川島清の彫刻を展示します。
    出品作家:宮崎静夫、横山博之、三浦洋一、川島清
    出品点数:7点

  • G3-Vol.138 豊田有希写真展 あめつちのことづて/令和2年7月豪雨Rebornプロジェクト

    ギャラリーⅢ

    G3-Vol.138 豊田有希写真展 あめつちのことづて/令和2年7月豪雨REBORNプロジェクト

    2021.1.20(水)~2021.4.4(

    熊本市出身の写真家・豊田有希の「あめつちのことづて」は、行商人の行き交いにより水俣病の被害が現代になってわかった芦北町黒岩地区の人々の、昔ながらの素朴な暮らしが残る農作業や祭り、食卓、ポートレートなどを撮ったものです。
    また本展では、あわせて、豊田が中心となって進める、令和2年7月豪雨で水損被害を受けた八代市坂本町の古い写真ネガをレスキューし、再プリントする「REBORNプロジェクト」もご紹介します。

  • ギャラリーⅠ・Ⅱ

    MINIATURE LIFE展2 -田中達也 見立ての世界-

    2021.1.29(金)~2021.3.14(

    熊本出身のミニチュア写真家・見立て写真家の田中達也の個展。本展では、田中達也の新作写真作品とそのミニチュア立体作品を並べて展示、作品の魅力の秘密に迫ります!すべての作品は撮影可能です。

  • 熊本市現代美術館所蔵作品より 被災作品 公開コンディションチェック展〔第4回〕

    ギャラリーⅢ・井手宣通記念ギャラリー

    G3-Vol.137 熊本市現代美術館所蔵作品より 被災作品 公開コンディションチェック展〔第4回〕

    2020.11.1()~2021.1.17(

    本展は、2016年4月に起きた熊本地震による作品への被害の確認を進めるとともに、学芸員による作品のコンディションチェック作業を一般来館者に公開で行うことで、市民の皆様に美術館の舞台裏業務をご紹介するものです。公開コンディションチェックは、11月1日と12月6日に展示室にて実施します。
    (上記の作業日以外は、通常の収蔵作品展示となります。)

  • ギャラリーⅠ・Ⅱ

    ムーミン 展 THE ART AND THE STORY

    2020.11.14()~2021.1.11(月・祝

    世界中のファンを魅了するムーミンとそのなかまたち。本展は、その多彩なアートと奥深い物語の魅力を、約500点のムーミンの展示品で体感できる展覧会です。世界で唯一の「ムーミン美術館」と、作者であるトーベ・ヤンソンのコレクションからよりすぐりの作品を紹介します。

  • ギャラリーⅠ・Ⅱ

    第32回熊本市民美術展 熊本アートパレード

    2020.9.26()~ 2020.11.1(

    15歳以上(中学生は除く)の熊本市在住・在学・在勤者または熊本市出身者なら誰でも無審査で出品することができるアンデパンダン形式の公募展です。

  • G3-vol.136 コーダ・ヨーコ原画展 どうぶつえんのどうぶつたち

    ギャラリーⅢ

    G3-Vol.136 コーダ・ヨーコ原画展 どうぶつえんのどうぶつたち

    2020.9.2(水)~2020.10.25(

    熊本市動植物園のどうぶつ案内看板のイラストで熊本市民にひろく知られる熊本出身・在住のイラストレーター、コーダ・ヨーコの個展。動植物園の復興をアートのちからで支えたコーダの、愛らしく活き活きとした動物たちのイラスト約100点などを紹介します。また、市民参加型壁画プロジェクト「コーダ・ヨーコ 水とあそぶどうぶつたち」への募集「どうぶつたちを描く」(定員150名)に応募いただいた動物の絵も初公開します。

  • ギャラリーⅠ・Ⅱ

    谷川俊太郎 展

    2020.6.27()~ 2020.9.6(

    詩人・谷川俊太郎の個展。詩をはじめとする谷川の幅広い創作活動を振り返るとともに、それにまつわる資料や交友関係、親しんできた音楽、コレクション等を紹介することで詩人の創作の背景にも光を当てます。また本展のために書き下ろされる新作の詩や、音楽家 小山田圭吾(コーネリアス)・インターフェイスデザイナー中村勇吾とのコラボレーション作品を通じて、美術館ならではの形で現在進行形の谷川の活動を提示します。

  • モヒカンポシェット 世界でたったひとつをつくる

    ギャラリーⅢ

    G3-Vol.135 モヒカンポシェット 世界でたったひとつをつくる

    2020.7.11()~ 2020.8.30(

    モヒカンポシェットとは、デザイナーの櫻井貴容子と櫻井栄一による服飾メゾンです。独学で服飾を学んだ櫻井らは、2007年、熊本市新町の築100年の町屋を改装し、同メゾンをスタートさせました。近年は、海外買い付けの生地をベースにしたオールハンドメイド、1点ものの女性用コスチュームの制作を続け、大手百貨店での展示会を通して、全国に根強いファンを生んでいます。様々なアートに刺激やインスピレーションを受け、世界各地の厳選した生地から、イマジネーション豊かに女性のための服を生み出すモヒカンポシェットの世界をどうぞお楽しみください。

  • 川野美華 展 Nighthawks

    井手宣通記念ギャラリー

    G3-Vol.134
    川野美華 展 Nighthawks

    2020.4.29(水・祝)~2020.8.30(

    ※5月21日(木)よりギャラリーⅢにてオープン
    ※7月6日(月)は展示室変更のためクローズ
    ※7月8日(水)より井手宣通記念ギャラリーにて延長展示

    川野美華の絵画の特徴は、驚異的な想像力から生み出される「異形の生きものたち」と、かれらが紡ぎだす複雑な物語にあります。残忍さとコミカルさ、凄烈と鎮静といった、相反する要素が共存する画面は、物事の二面性や世界の複雑さを示唆しているかのようです。
    本展では、川野が2010年から描き続けている《夜行性の庭》シリーズを中心に、その代表的作風であるピンクベージュを基調とした作品を展示します。

    新型コロナウイルス感染拡大防止のための臨時休館により、本展のオープンが遅れたため、井手宣通記念ギャラリーに会場を移し、展覧会を延長することになりました。

  • ギャラリーⅠ・Ⅱ

    ライフ 生きることは、表現すること
    現代アートから弱いロボットまで、11組の表現者と描く私たちの未来

    2020.4.11()~ 2020.6.14(

    ※5月21日(木)よりオープン

    超高齢化社会を迎える現代の日本において、もし自分が身体的・精神的な弱者になり、少数派となった時に、私たちはどのような態度や生き方をしていくのでしょうか?
    障がいや加齢、そこから生まれる困難さと向き合い、またそこに注目しながら日々制作を続ける、11組の現代アーティストからロボット研究者、そしてそれを支える人までを含めてご紹介します。

  • 高浜寛のマンガに登場するアイテムで読み解く19世紀末(ベル・エポック) ―『ニュクスの角灯』、『蝶のみちゆき』…展

    ギャラリーⅢ

    G3-Vol.133
    高浜寛のマンガに登場するアイテムで読み解く19世紀末(ベル・エポック)―『ニュクスの角灯』、『蝶のみちゆき』…展

    2020.2.22()~2020.7.5(

    ※2月29日(土)よりクローズ
    ※5月21日(木)より井手宣通記念ギャラリーのみにて延長展示

    天草出身・熊本在住のマンガ家 高浜寛の個展。
    高浜寛は、第21回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を著作『ニュクスの角灯』(リイド社)で受賞、作品のほとんどがフランス語に翻訳され、国内はもとより国際的にも高い評価を受けている気鋭のマンガ家です。
    本展では、『ニュクスの角灯』『蝶のみちゆき』などから、貴重な原画とともに、作品に登場する高浜個人のアンティーク・コレクションを大公開。特に、『ニュクスの角灯』の舞台は19世紀末(ベル・エポック)のフランスであり、その時代考証に高浜が入念な現地取材・資料調査を行うなかで出会ったアンティーク・コレクションの数々は、作品にリアリティと華やぎを与える重要な「登場人物(キャラクター)」です。
    高浜寛が、歴史マンガの中に「いま」を映す、その鋭い感性に触れる展覧会です。

    新型コロナウイルス感染拡大防止のための臨時休館により、本展の会期が短くなったため、井手宣通記念ギャラリーのみに会場を変更し、展覧会を延長することになりました。

  • ギャラリーⅠ・Ⅱ

    第31回熊本市民美術展 熊本アートパレード

    2020.3.7()~ 2020.3.22(

    15歳以上(中学生を除く)の熊本市在住・在学・在勤・熊本市出身者は、どなたでも無審査で作品を出品することができる展覧会です。

    本展は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となりました

  • ギャラリーⅠ・Ⅱ

    ドレス・コード?―着る人たちのゲーム

    2019.12.8()~ 2020.2.23(

    ファッションは「着る」だけでなく、「視る/視られる」ものです。特定の文化や社会、グループで通用するコードがあり、そこから駆け引きあるいはゲームにも似た自己と他者とのコミュニケーションが生まれています。本展では、京都服飾文化研究財団(KCI)の衣装コレクションを中心に、ファッションやアートのほか、映画やマンガなどに描かれたファッションも視野に入れながら、現代社会における新たな〈ドレス・コード〉、わたしたちの装いの実践(ゲーム)を見つめ直します。

  • 井手宣通記念ギャラリー

    ドレス・コード?―着る人たちのゲーム[スピンオフ企画]
    学校のルールは守らなければならない?―高校制服編―

    2019.12.11(水)~2020.2.17(月)

    「ドレス・コード?――着る人たちのゲーム」のスピンオフ企画として「学校のルールは守らなければならない?―高校制服編―」を開催します。「ドレス・コード?―着る人たちのゲーム」は、13のドレス・コード(キーワード)に基づき、私たちはどのように服を選択して着用しているかについての問題提起を行っています。本企画では、「ドレス・コード?」展のセクション「組織のルールを守らなければならない?」から、さらに「高校制服」に限定し、熊本の高校の制服を紹介することで、制服にまつわる様々なクエスチョン「?」を投げかけます。

    • 協力:株式会社タケモト
      展示品(高等学校名):熊本県立芦北高等学校、熊本信愛女学院中学高等学校、熊本マリスト学園高等学校、秀岳館高等学校、慶誠高等学校、玉名女子高等学校、八代白百合学園高等学校、ルーテル学院高等学校 ほか
  • 熊本市現代美術館所蔵作品より 被災作品 公開コンディションチェック展〔第3回〕

    ギャラリーⅢ

    G3-Vol.132
    熊本市現代美術館所蔵作品より 被災作品 公開コンディションチェック展〔第3回〕

    2020.1.25()~ 2020.2.16(

    本展は、2016年4月に起きた熊本地震による作品への被害の確認を進めるとともに、学芸員による作品のコンディションチェック作業を一般来館者に公開で行うことで、市民の方に美術館の舞台裏業務をご紹介するものです。これまでの公開コンディションチェック展では、広いスペースを必要とする大型の作品や、梱包にダメージが見られた作品などを優先して扱ってきました。今回の展示では、引き続き大型の作品と、主に紙を支持体とする、水彩画、版画、日本画の材質・技法による作品を、チェックおよび展示します。公開コンディションチェックは、1月25日に展示室にて実施します。

  • My Name is Tokyo Kai and I am an Artoholic 甲斐寿紀雄コレクション展

    ギャラリーⅢ

    G3-Vol.131
    My Name is Tokyo Kai and I am an Artoholic
    甲斐寿紀雄コレクション展

    2019.10.30(水)~ 2020.1.23(木)

    久留米在住の若手コレクター・甲斐寿紀雄のコレクション作品を通して、「コレクター」という存在にスポットを当てます。約50点の作品を展示するとともに、甲斐が各作品と出会ったときのエピソードや、購入を決断する際の逡巡、作品をコレクションすることを通じて生まれたアーティスト本人とのつながりなど、コレクションにまつわる様々なストーリーをあわせてご紹介します。
    ※ 会期が延長となりました。

  • ギャラリーⅠ

    2019年度国立美術館巡回展
    東京国立近代美術館所蔵品展
    きっかけは「彫刻」。
    ―近代から現代までの日本の彫刻と立体造形

    2019.9.21()~ 2019.11.24(

    本展は、「彫刻」という概念が誕生した明治期から、ロダンの影響、大正期から昭和初期の多様な展開、そして戦後の現代美術からたちあがった立体造形、さらには近代日本彫刻史を踏まえ発展していった現代彫刻までを、東京国立近代美術館のコレクションより、それぞれの時代を象徴する代表作から通観するものです。

  • CAMKコレクション展 横尾忠則―1965→

    井手宣通記念ギャラリー

    CAMKコレクション展 横尾忠則―1965→

    2019.8.28(水)~ 2019.11.17(

    横尾忠則による1960年代のポスター作品を、NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』のポスターとともに紹介します。横尾のポスターは時代感覚を取り込みつつ、時代を超えて私たちを魅了し続けています。横尾が世に放った1960年代当時のエネルギーとその後を思い起こすことで、私たちはどこに向かって走っていくのか、志向するきっかけになるかもしれません。

    • 出品点数:5点(参考出品5点)
  • 田中智之の解体新書展

    ギャラリーⅢ

    G3-Vol.130
    田中智之の解体新書展

    2019.8.28(水)~ 2019.10.27(

    田中智之は、熊本大学で建築を教える傍ら、通称「タナパー」と呼ばれる、建築物をX線で透過したかのような、青ペン1本で内部構造を表現する驚異的なパース画で知られます。本展では、その「タナパー」を中心に、近年の多岐にわたる田中の仕事を「解体」し、ご紹介いたします。

  • ギャラリーⅠ・Ⅱ

    デザインあ展 in KUMAMOTO

    2019.6.30()~ 2019.9.8(

    こどもたちのデザイン的な思考をはぐくむテレビ番組・NHK Eテレ「デザインあ」。本展はそのコンセプトを実際の体験に発展させた企画展です。身のまわりのモノ・コトのなかにあるデザインの工夫を、「みる」「考える」「つくる」という3ステップの作品をとおして、鑑賞者みずから楽しく発見していく体験型展示。こどもも大人も、五感をいっぱいに使って、「あ!」という発見を楽しんでみませんか?

  • CAMKコレクション展-新規収蔵作品 パート2

    井手宣通記念ギャラリー

    CAMKコレクション展 ―新規収蔵作品 パート2

    2019.7.10(水)~ 2019.8.25(

    今回ご紹介する新規収蔵作品は、佐々木耕成《作品#9》(2018年度)、天野喜孝《月と太陽》(2018年度)、宮本明《記憶を奪った海》(2017年度)の3点です。また、これまでの収蔵品より、坂田憲雄が1980年代にヨーロッパを巡った際のスケッチシリーズ、井手宣通作品も併せてご紹介しています。この機会に当館の収蔵作品をごゆっくりお楽しみください。

    • 出品作家:佐々木耕成、天野喜孝、宮本明、井手宣通、坂田憲雄
  • 本と人と作品の空間を考える03 新しい古本

    ギャラリーⅢ

    G3-Vol.129
    本と人と作品の空間を考える03
    新しい古本

    2019.7.10(水)~ 2019.8.25(

    熊本市現代美術館が所蔵する雑誌のバックナンバーを開架するとともに、古着をリメイクした服「途中でやめる」の販売や「〈新しい骨董〉とでもいうべき何か」の探索にも取り組む山下陽光の企画協力のもと、「現代美術館」としての本や情報の新たな価値について考える機会をつくります。

    • 企画協力:山下陽光(「途中でやめる」主宰、「新しい骨董」メンバー)
  • 浦川大志&名もなき実昌 二人展「終わるまで終わらないよ」

    ギャラリーⅢ

    G3-Vol.128 
    浦川大志&名もなき実昌 二人展
    「終わるまで終わらないよ」

    2019.4.24(水)~ 2019.7.7(

    福岡在住の若手作家、浦川大志と名もなき実昌の二人展。両作家はいずれも絵画を主な表現手段として、ネットやデジタルデバイス等の影響のもとで変容する現代ならではの知覚・認識のあり方を反映した作品を手がけています。本展では、彼らの新作と既存作品をあわせて展示し、その最新の試みを提示します。

  • CAMKコレクション展-新規収蔵作品

    井手宣通記念ギャラリー

    CAMKコレクション展 -新規収蔵作品

    2019.4.24(水)~ 2019.7.7(

    洋画から最先端の写真表現まで多岐に渡る近年の新規収蔵作品をダイジェストで紹介します。写真家・石内都の作品は、石牟礼道子の手足を撮影した《不知火の指》シリーズより5点を収蔵しました。写真家・蜷川実花の作品は、ポートレート3点を新規に収蔵しました。新しい表現と新しい価値観の提示に触れる機会となるとともに、熊本らしさのある多様な表現に触れる機会となれば幸いです。

    • 出品作家(50音順):石内都、井手宣通、江田豊、神野大光、寺田克也、蜷川実花、宮本明
  • ギャラリーⅠ・Ⅱ

    大竹伸朗 ビル景 1978-2019

    2019.4.13()~ 2019.6.16(

    絵画を中心に、印刷、音、写真や映像などの多彩な表現を展開し、幅広いジャンルに影響を与えてきた大竹伸朗。本展では1970年代から現在までの約40年間にわたり、彼が制作し続けてきた「ビル景」シリーズに焦点をあてます。

  • 田中栄一展 太古の鼓動

    ギャラリーⅢ

    G3-Vol.127  
    田中栄一展 太古の鼓動

    2019.2.14(木)~ 2019.4.21(

    熊本出身・在住の写真家 田中栄一の個展。オーストラリアのフレーザー・アイランドを取材したカラー写真作品を、縦横1メートルを超える大型ライトボックスで見せる4点組の新作《砂と記憶 太古の鼓動》と、代表作であるモノクロ写真作品《砂と記憶》シリーズ等を展示。作家が写真を通じて追求する「美」の多様性を発見する展覧会です。

  • CAMKコレクション展 ―小さな物語―

    井手宣通記念ギャラリー

    CAMKコレクション展  ―小さな物語―

    2019.2.14(木)~ 2019.4.21(

    「小さな物語」をテーマとしたコレクション展示。出展作品はいずれも近年の新収蔵品で、本展が収蔵後初めての公開の機会となります。

    • 出品作家:川内倫子、山本太郎
  • ギャラリーⅠ・Ⅱ

    第30回熊本市民美術展
    熊本アートパレード

    2019.3.20(水)~ 2019.3.31(

    15歳以上(中学生は除く)の熊本市在住・在学・在勤・熊本市出身者は、どなたでも無審査で作品を出品することができる展覧会です。

  • ギャラリーⅠ・Ⅱ

    バブルラップ :「もの派」があって、その後のアートムーブメントはいきなり「スーパーフラット」になっちゃうのだが、その間、つまりバブルの頃って、まだネーミングされてなくて、其処を「バブルラップ」って呼称するといろいろしっくりくると思います。特に陶芸の世界も合体するとわかりやすいので、その辺を村上隆のコレクションを展示したりして考察します。

    2018.12.15()~ 2019.3.3(

    世界的に活躍する現代美術家 村上隆が、自身のコレクションをもとに企画した展覧会。バブル経済期を中心とするアートムーブメントを軸に、戦後の現代美術を捉えなおそうという非常に意欲的な試みです。

  • PROJECT H いろんなじじょう

    ギャラリーⅢ・井手宣通記念ギャラリー

    G3-Vol.126  
    PROJECT H いろんなじじょう

    2018.11.28(水)~ 2019.2.11(月・祝

    九州各県で活躍するデザイナー達が「いろんなじじょう」をテーマに、ゆるやかなつながりを持ちながら、ともに新たな表現を探っていく展覧会です。

    • 参加デザイナー:岡崎友則/北九州、河野靖弘/北九州、春髙壽人/福岡、宮崎智文/福岡、中村圭太/長崎、井下悠/大分、杉村武則/熊本、冨永功太郎/鹿児島
    • ゲストデザイナー:ワビサビ/札幌
  • 熊本市現代美術館 生人形コレクション「昔はアメリカにいました、今は熊本です」展

    ギャラリーⅢ・井手宣通記念ギャラリー

    「昔はアメリカにいました、今は熊本です」展
    同時開催:ハワイ日系人の歩み展

    2018.10.20()~ 2018.11.25(

    安本亀八の《相撲生人形》と、近年コレクションした作品である作者不明の《花嫁生人形》は、ともにアメリカから里帰りした作品です。《花嫁生人形》が、1935年、ハワイ日系人コミュニティにより、ホノルルで天才子役シャーリー・テンプルにプレゼントされたという背景より、作品理解を深める機会として「ハワイ日系人の歩み展」を同時開催します。会期中に関連イベントを開催します。

  • G3-Vol.125 DDプレゼンツ 中国ITと若者文化のいま ー シェアサイクルからネットタレントまで

    ギャラリーⅢ

    G3-Vol.125
    DDプレゼンツ 中国ITと若者文化のいま ー シェアサイクルからネットタレントまで

    2018.9.22()〜 2018.11.25(

    「魔都の鼓動」展の関連企画。中国人バーチャルYouTuber の“DD”が、動画や実物資料などを通して、独自に発展している中国のIT事情や若者文化の今を紹介します。

    • ゲストキュレーター:DD
    • 協力:office339、株式会社LATEGRA
    • 展示協力:ファーウェイ・ジャパン、モバイク・ジャパン、餓了麼
  • ギャラリーⅠ・Ⅱ

    魔都の鼓動 上海現代アートシーンのダイナミズム

    2018.9.22()〜 2018.11.25(

    本展では、現在の上海のアートシーンが成立するまでに歴史的に大きな役割を果たしてきた巨匠から新世代の若手まで、国内初紹介となる作家も含めた計13組をご紹介します。

  • 夏のコレクション展  ―蜷川実花《FLOWER ADDICT》を中心に―

    井手宣通記念ギャラリー

    夏のコレクション展
    ―蜷川実花《FLOWER ADDICT》を中心に―

    2018.8.15(水)~ 2018.10.18(木)

    9月9日までギャラリーⅠ・Ⅱで開催している「蜷川実花展―虚構と現実の間に―」に合わせ、当館所蔵の蜷川実花の作品《FLOWER ADDICT》を中心にした夏のコレクション展を開催します。

    • 出品作家:蜷川実花、ミロヴァン・デスティル・マルコヴィッチ、リュドミラ・ゴルロヴァ、中山ダイスケ
  • 本と人と作品の空間を考える01 ねじれたライブラリールーム

    ギャラリーⅢ

    G3-Vol.124  
    本と人と作品の空間を考える01
    ねじれたライブラリールーム

    2018.8.15(水)~ 2018.9.17(月・祝

    熊本市現代美術館が所蔵する展覧会カタログや作品集とともに、日常の中にある物に少し手を加えた松延総司(熊本出身)の作品を展示することで、ささやかな刺激のある読書空間を提案します。

  • ギャラリーⅠ・Ⅱ

    蜷川実花展 -虚構と現実の間に-

    2018.6.30()~ 2018.9.9(

    写真家の枠を超え、映画、デザイン、ファッションなど、ジャンルにとらわれることなく多彩な活躍をしている蜷川実花。本展では、「虚構と現実」というテーマを切り口に、アーティストの写真の本質に迫ります。

  • G3-Vol.123 熊本アートパレード名品展 アートパレード・パレード

    ギャラリーⅢ・井手宣通記念ギャラリー

    G3-Vol.123
    熊本アートパレード名品展
    アートパレード・パレード

    2018.6.13(水)~ 2018.8.12(

    市民美術の祭典・熊本アートパレードから、ステキなアーティストたちが大集合します。

    • 出品作家:角軍亀、岡松トモキ、永田順子、荒木宣男、河野基春、三藤有希子、ギャバ釘本、光武美沙希、福島房雄、佐伯勝利、一村謙三、かるろす、堀川仁彦、野田ちか子
  • 熊本市現代美術館所蔵作品より 被災作品 公開コンディションチェック展〔第2回〕

    ギャラリーⅢ・井手宣通記念ギャラリー

    G3-Vol.122  
    熊本市現代美術館所蔵作品より 被災作品 公開コンディションチェック展〔第2回〕

    2018.5.9(水)~ 2018.6.10(

    本展は、収蔵作品のコンディションチェック作業を一般来館者の皆さんに公開で行うことを中心とした企画です。5月9日と5月26日に、展示室において学芸員が被災作品の詳細な状態確認作業を実施します。(上記の作業日以外は、通常の収蔵作品展示となります。)

  • ギャラリーⅠ・Ⅱ

    渚・瞼・カーテン 
    チェルフィッチュの〈映像演劇〉

    2018.4.28()~ 2018.6.17(

    演劇作家・岡田利規(チェルフィッチュ主宰)が境界のありようをテーマにつくる〈映像演劇〉によって構成される演劇公演/展覧会。今回の新作では、ふたつの異なるものや領域、タイプのあいだにある境界の問題を扱います。

  • ギャラリーⅠ・Ⅱ

    第29回 熊本市民美術展 熊本アートパレード

    2018.3.31()~ 2018.4.15(

    15歳以上(中学生は除く)の熊本市在住・在学・在勤・熊本市出身者は、どなたでも無審査で作品を出品することができる展覧会です。

  • 熊本地震復興支援特別企画 丸沼芸術の森所蔵アンドリュー・ワイエス水彩画・素描展

    ギャラリーⅢ

    熊本地震復興支援特別企画 丸沼芸術の森所蔵 アンドリュー・ワイエス水彩画・素描展

    2018.3.24()~ 2018.5.6(

    熊本地震から2年目を迎えようとするこの節目に文化的復興支援へのご厚意をいただき、本展が開催される運びとなりました。アメリカの巨匠アンドリュー・ワイエスの重要な作品群「オルソン・ハウス・シリーズ」から、抜粋展示として水彩画・素描40点をご紹介いたします。