IPMについてIPM

ミュージアムIPM

ボランティアさんと九州国立博物館にて研修の様子
作品・環境に優しい処理を施術中の様子

ミュージアムIPM(Integrated Pest Management 総合的病害虫管理)とは、薬剤に頼らず、日常的な管理を徹底することで、美術館等における虫菌害を防止する活動のことです。

熊本市現代美術館では、近年、本活動に積極的に取り組み、作品・収蔵庫・展示室・出入口等、美術館全体を清浄に保つほか、日々変化し続ける環境の現状を把握するためのトラップや温湿度計の設置、日常的に行う危険個所観察など、館職員・関係者全体で意識的に予防に励んでいます。
(現在3名が文化財IPMコーディネーター資格保持者)