「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」WASHOKU: Nature and Culture in Japanese Cuisine

和食 ~日本の自然、人々の知恵~
WASHOKU: Nature and Culture in Japanese Cuisine

2025.7.19()〜 2025.9.23(火・祝

九州初開催!

「和食」ってなに?
和食の知られざる多様性に迫る、大事典的展覧会。

「和食」は、日本列島の多様な自然やそこに暮らす人々の知恵・歴史を背景に成立し、独自に発展してきました。さらに、外来の食文化を柔軟に受け入れながら、今なお変化し続けています。
ユネスコ無形文化遺産に登録されてから12年、世界からますます注目を集めている「和食」。
多様な食材と、人々の知恵や工夫、歴史的変遷、そして未来への挑戦まで、身近なようで意外と知らない和食の魅力を鮮やかに紹介します。
また、熊本会場では、変化の大きい現代を「和食」から考える現代アート作品や、熊本の食に焦点を当てたイベント、展覧会を楽しむウェブアプリなど、熊本会場オリジナルコンテンツも充実しています。

前売券情報

2025年6月1日(日)発売開始!一般チケットは400円もお得!

[価格]

一般1,200円 / シニア(65歳以上)1,000円 / 学生700円※中学生以下無料

[販売期間]

2025年6月1日(日)~7月18日(金)

[取扱い]

熊本市現代美術館、 熊日販売センター 、 熊日プレイガイド(前売券のみ取扱い)、 セブンチケット (セブンコード:111-307)、 KKday (オンラインチケット)

展覧会の見どころ

見どころ1キーワードは「多様性」。列島がはぐくむ食材にクローズアップ!

食の基本となる水、そしてキノコ、山菜、野菜、海藻、魚介類。世界でも有数の生物多様性を持つ日本列島がもたらす豊かな食材と、食へのあくなき挑戦によって生み出された発酵の技術や出汁について、科学的な視点で紹介します。

  • 多彩な地ダイコンのレプリカ
    国立科学博物館蔵(東京会場の様子)
  • 魚介類の展示(愛知会場の様子)
  • バカマツタケのレプリカ
    国立科学博物館蔵

見どころ2和食の変容をたどる!

日本列島に人々が暮らすようになって以来、自然環境や社会環境に影響を受けながら、日本ならではの食文化が形成されてきました。縄文時代から現代まで、人々の知恵やおもてなしの心、海外との交流を通じて発展してきた和食の歴史を紐解きます。

  • 江戸時代の花見弁当
    北区飛鳥山博物館蔵(東京会場の様子)
  • 江戸時代の屋台を再現(東京会場の様子)
  • 北前船の模型

見どころ3あなたはどう思う?「わたしの和食」

ラーメン、カレー、オムライスなどは和食でしょうか?時代や地域によって「和食」の定義は変化します。「これって和食?」というアンケート結果から、改めて和食とは何かを考え、来場者とともに考えます。

「これって和食?」アンケートは、 こちら からご参加いただけます。

見どころ4熊本×和食

熊本会場だけのコンテンツやイベントを多数企画。変化の大きい現代を食から考える現代アート作品や、九州・熊本の食に焦点を当てた関連イベント、鑑賞サポートツール「あとみる」など、熊本会場オリジナルの内容にもご注目ください。

現代アート作品

市原えつこ 1988年愛知県出身、東京在住。
美術家。日本的な文化・習慣・信仰を独自の観点で読み解き、テクノロジーを用いて新しい切り口を示す作品を制作する。本展に出品される《未来SUSHI》は、100年後の未来の食を架空の回転寿司屋として提示した、妄想と科学的論拠をミックスさせたディストピア的な大型インスタレーション作品。回転寿司のコンベアは未来のタイムラインに見立てられ、日本独自の文化である食品サンプルで再現した寿司を、人型ロボットのPepper大将が提供している。

  • 《未来SUSHI》2022年森美術館での展示風景
  • 《未来SUSHI》2022年森美術館での展示風景(部分)
撮影:黒羽政士

鑑賞サポートツール「あとみる」

スマホを使って、和食についてのいろいろな「Q」に答えながら、展覧会を楽しめるウェブアプリです。他の人の回答をみることができるので、和食についての様々な考えや意見を共有することができます。
※「あとみる」は株式会社佐賀電算センターが開発を手掛けるアプリケーションです。今回は、実証実験として導入します。
※画像はイメージです。

展覧会情報

開催期間

2025年7月19日(土)~ 9月23日(火・祝)

開館時間

10:00–20:00(入場は19:30まで)

休館日

火曜日 ※ただし、9月23日(火・祝)は開館

会場

熊本市現代美術館 ギャラリーⅠ・Ⅱ

観覧料金

一般:
1,600(1,200)円
シニア〔65歳以上〕:
1,200(1,000)円
学生〔高校生以上〕:
900(700)円
中学生以下:
無料

※( )は前売料金。前売料金は下記にも適応。
20名以上の団体/電車・バス1日乗車券、市電みどりのじゅうたんサポーター証、熊本県立美術館友の会証、JAF会員証をご提示の方
※各種障害者手帳(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、被爆者健康手帳等)をご提示の方とその付き添い1名は無料
※うぇるかむパスポートをご提示の方は無料
※前売り券の販売は7月18日(金)まで

チケット取扱い

熊本市現代美術館、 熊日販売センター 、 熊日プレイガイド(前売券のみ取扱い)、 セブンチケット (セブンコード:111-307)、 KKday (オンラインチケット)

主催

熊本市現代美術館[熊本市、(公財)熊本市美術文化振興財団]、熊本日日新聞社、KKT熊本県民テレビ、朝日新聞社

協賛

三和酒類

熊本会場協賛

フンドーダイ、お菓子の香梅

熊本会場助成

芸術文化振興基金

特別協力

国立科学博物館

協力

クックパッド

後援

文化庁、農林水産省、和食文化学会、和食文化国民会議、熊本県、熊本県教育委員会、熊本市教育委員会、熊本県文化協会、熊本県美術家連盟、熊本国際観光コンベンション協会、NHK熊本放送局、J:COM熊本、エフエム熊本、FM791

プレスリリース

チラシ