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美術館の日常のあれこれをお伝えします。

第175回 詩の朗読会

2018.08.23 , ,

今回は、飛び入り参加2名を含む、10名の方が詩を発表しました。
テーマは「金魚」です。

金魚といいますと、現在当館で開催している「蜷川実花展 -虚構と現実の間に-」でも色鮮やかで美しい姿を写真と映像作品で見る事ができます。しかし、煌びやかなイメージのその姿は、フナの突然変異を人為的に選択し、観賞魚とした人間の欲望を反映している姿であるとも言うことができます。
そんな金魚の愛らしさや優雅さ、人間の欲望が絡んだ側面をさまざまな詩の中で感じる時間となりました。

また、朗読会の後半では子供が詠んだ詩の紹介も行われました。
非常に短いことばで核心を突く、瑞々しくも鋭い子供たちの感性に触れることができ、みなさんの創作詩とは違った刺激を受けました。

次回は9月15日(土)17:00~、テーマは「上海」です。
ご来場お待ちしております。

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