ミュシャ展 マルチ・アーティストの先駆者」開催を記念して、
本展カタログの寄稿者である、成城大学名誉教授、広島県立美術館館長の千足伸行先生による講演会「ベル・エポックの寵児：アルフォンス・ミュシャ」を開催しました。
千足先生は、ヨーロッパ近代、世紀末美術史研究の第一人者であり、ミュシャに関する著書もたくさん出版されています。
講演会では、先生が撮影されたミュシャの故郷イヴァンチッツェの街並みや、ミュシャが晩年プラハで暮らした部屋（通常非公開）など、とてもめずらしい写真を紹介しつつ、同時代を生きた他の画家やポスター画家の作品と比較しながら、その時代性や、ミュシャの作品の特徴について、ユーモアを交えながら、詳しく解き明かしていく内容でした。
会場の参加者のアンケートには、「とても面白かった」との声が多数あり、また、３連休中であることから他県からご来場いただいた方も多くいました。
