熊本市第8次総合計画展の関連イベントとして「ライフラインとしてのアート」を
開催しました。熊本市からいち早く1月に能登地域に派遣された池田哲也・熊本市
市民生活部長と4月初旬に能登を視察した日比野館長の写真や動画による報告を
皮切りに、金沢大学の篠田隆行准教授、金沢21世紀美術館の黒沢浩美チーフキュレーター、
釜石市議の井筒健太郎氏をオンラインで結びました。
熊本からは、「できるしこ学ぶ会」や「第7次総合計画妄想会議」のコーディネーターを
務めた田中尚人・熊本大学准教授、熊本地震の経験をきっかけに『どうぶつたちもこわかった』
を出版し、またのとじま水族館に向けたうみのいきものをえがくワークショップを行った
イラストレーターのコーダ・ヨーコさんの報告など、様々な角度からお話が行われました。
衣食住が優先される発災直後、そしてその後、アートに出来ることについて、それぞれの
経験を持ち寄り話すことで、人と人とのつながりこそがライフラインをもたらすアートなのだ
ということが実感できるトークとなりました。
本シンポジウムのアーカイブ動画はこちらです。どうぞご視聴ください。