森内和久展のワークショップ①「文字は変化し、大空を舞う」を行いました。
初めにアートラボマーケットで、刷毛の半分に絵の具をつけてぼかす「片ぼかし」と
「V」(=勝利、平和の意)の文字を変化させて鳥が舞う姿を筆で描く練習を行いました。
何度も練習して、慣れてきたらポストカードでいざ本番。
次々と大空を舞う鳥たちが生まれてきます。
そして、本日のワークショップのサプライズは、展示室内の作品の裏側に描かれた
絵のお披露目と、そこに皆で練習した鳥たちを実際に描きこむ、というものでした。
少し緊張感しながらも、「ここだ」と狙いを定めた場所に皆さん集中して描きこんでいます。
次に見る機会はもうないかもしれない作品を記憶にとどめ、再び元の位置へと作品が
かけられました。表側からは見えることはありませんが、それぞれの思いを込めた一筆が
作品の裏側に息づいていることを想像してみる時間となりました。