日比野館長が学長を務める東京藝術大学と熊本市が、アートを生かしたまちづくりにかかる連携協定を締結しました。
東京藝術大学は現在、全国43機関と連携し、「薬」を処方するように「文化」を処方することによって、一人ひとりが「望まない孤独や社会的孤立」を乗り越え、幸福に暮らす力を取り戻すことができることを実証する研究を進めています。
市民一人ひとりが自分は幸福だと思える力をつけ、時に誰かに手を差し伸べることができる。これは「多様なものを受け入れる寛容なまちと市民が心豊かに生きることができる未来を創造します」という熊本市現代美術館のミッションとも重なります。
現代美術館も文化を処方する(受け取ることのできる)場として、機能していきたいと考えています。