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美術館の日常のあれこれをお伝えします。

【報告】イースターエッグ・ワークショップ

2025.04.19

キリスト教の春のお祭り「イースター(復活祭)」にちなみ、2025年4月19日(土)にイースターエッグを作るワークショップを開催しました。イースターは、春分の後の満月から数えて最初の日曜日。今年は4月20日です。今回のイベントは、熊本市のALT(Assistant Language Teacher/外国語指導助手)の方から発案いただきました。

イースターと言えば何よりも卵🥚!他には鳥、鳥の巣、ウサギといったモチーフも、「命」「復活」「春」を象徴するものとして用いられます。というわけで、はじめに、チョコレートで「食べられる鳥の巣」作りをしました。

作り方はとても簡単。湯せんで溶かしたチョコレートと、お好みのコーンフレークを混ぜ合わせ、カップケーキの型に広げます。あとは冷蔵庫の中で冷やし固めるだけ。1時間もしないうちにチョコレートは固まりますよ。

さていよいよ、イースターエッグ作りです。あらかじめ中身を取り除いておいた卵の殻に、絵具、マーカー、色鉛筆などを使ってオリジナルのペイントをします。お花や蝶、虹、模様、好きなキャタクターなどが描かれました。白卵だけでなく、ベージュや茶色の卵もあり、それぞれの色を活かして楽しく悩んでいた姿も印象的です。意欲的な人は4つも作っていました!

ペイントの後は、熊本市ALTの方から、各国でのイースターの過ごし方についてお話を伺いました。皆さんの出身国はイギリス、アイルランド、南アフリカ、アメリカ、メキシコ、フィリピンと実に様々。教会で子どもたちがイースターエッグをハントしたり、ペイントした卵を棒で転がすレースがあるそうです。また、卵の中に花びらや紙の破片を入れておいて、食事中に誰かの頭で割り(!)、食卓に花吹雪が舞うというお話の紹介も。各国によって同じイースターでも過ごし方が違う事がわかりました。

最後に皆さんがペイントしたイースターエッグを発表し、イースターエッグとチョコレートの「鳥の巣」をラッピングしてイベントを終了しました。ALT8名と一般参加者9名がおしゃべりしながら、英語活動・異文化交流を楽しんだワークショップとなりました。

【参加人数9名+ALT8名】

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